質問
midas Civilで考慮できる座標系には何がありますか?
回答
midas midas Civilの座標系には、全体座標系、要素座標系、節点座標系などがあります。
midas Civilでは、次の座標系を使用しています。
全体座標系
要素座標系
節点座標系
全体座標系は右手法則に従うX、Y、Z軸の直交座標系で、大文字の「X、Y、Z」で軸を表現します。節点データや節点を対象にする入力データ、節点変位、反力などが全体座標系に従います。デフォルト設定では全座標系のZ軸が鉛直方向になっていて、構造物の高さ方向(重力加速度の作用方向の反対方向)を全座標系のZ方向に平行になるようにモデルします。
要素座標系は、右手法則に従うx、y、z軸の直交座標系で、小文字の「x、y、z」で軸を表現します。 部材履歴、応力度など、要素を対象にする入力データが要素座標系に従います。
節点座標系は、節点が全体座標系に一致しない任意方向に配置されている場合の拘束条件、支持ばね、強制変位などの境界条件を入力する際に使用したり、任意方向の反力を出力したい場合に使用します。 節点座標系は右手法則に従うx、y、z軸の直交座標系で、小文字の「x、y、z」で軸を表現します。
全体座標系と接点座標