機能
- アクティブは、全体モデルの中で必要な部分のみを画面に表示します。
- 複雑な大規模モデルを扱うときに、この機能を利用して部分モデルのみを画面に表示して作業すると非常に効率的です。
- すべてのデータの入力と修正は、アクティブな節点と要素に対してのみ可能です。
- 節点および要素の入力で、交差計算機能や重複節点のマージ機能を使用するように指定された場合には、既存の非アクティブされた節点および要素に対しても該当機能(交差計算または重複節点)が有効となります。
経路
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [アクティブ] > [アクティブ]
ショートカットキー: [F2]
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [アクティブ] > [非アクティブ]
ショートカットキー: [Ctrl] + [F2]
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [全てアクティブ] > [すべてアクティブ]
ショートカットキー : [Ctrl] + A
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [全てアクティブ] > [アクティブ反転]
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [全てアクティブ] > [属性別にアクティブ]
ショートカットキー : [Ctrl] + D
メインメニュー: [表示] タブ > [アクティブ] グループ > [全てアクティブ] > [前のアクティブ状態]
入力
アクティブ |
[選択] 機能を利用してアクティブ化する対象を選択し、この機能を実行すると選択された対象のみが画面に表示されます。 |
---|---|
非アクティブ |
[選択] 機能を利用して非アクティブ化する対象を選択した上で、この機能を実行すると、選択された対象が非アクティブ化されて画面から表示されなくなります。 |
全てアクティブ | 非アクティブ状態にあるすべての節点と要素をアクティブ状態にします。 |
アクティブ反転 | 現在アクティブなオブジェクトと非アクティブなオブジェクトが互いに反転します。 |
属性別にアクティブ |
節点または要素を各種属性別に選択してアクティブにする機能です。 機能を呼び出すと、次のダイアログ ボックスが表示されます。 属性別にアクティブ ダイアログボックス
現UCS面 ユーザ座標系(UCS)が設定された場合、ユーザー座標系の原点を含むUCSの x-y平面上におけるすべての節点と要素のみをアクティブにします。(ユーザー座標系 参照)
登録平面 選択された登録平面上のすべての節点と要素のみをアクティブにします。複数選択も可能です。(登録平面 参照)
境界グループ 選択された境界グループに割り当てられている節点または要素のみをアクティブにします。複数選択も可能です。(境界グループの定義 参照)
グループ 選択された構造グループに割り当てられている節点または要素のみをアクティブにします。複数選択も可能です。(構造グループの定義 参照)
荷重グループ 選択された荷重グループに割り当てられている節点または要素のみをアクティブにします。複数選択も可能です。(荷重グループの定義 参照)
部材 単一部材指定に割り当てられている節点または要素のみをアクティブにします。複数選択も可能です。(単一部材指定 参照)
アクティブ要素のみ適用 モデルの一部だけがアクティブの状態で、属性別にアクティブを使用する場合に適用される機能です。“アクティブ要素のみ適用” にチェック-ONして上記の属性を利用して条件を指定すると、現在アクティブ化されている対象の中から条件を満たす節点と要素のみをアクティブにします。 “アクティブ要素のみ適用” チェック-OFFの場合には、現モデルのアクティブ状態は無視して全体モデルに対して条件を満たす節点と要素をアクティブにします。 アクティブ:現在選択されたエンティティのみをアクティブにします。 アクティブ追加:既に選択されてアクティブ化されたエンティティに新しいエンティティを追加します。 非アクティブ:選択されたエンティティのみを非アクティブにします。 全てアクティブ:モデル全体をアクティブにします。 |
前のアクティブ状態 |
最後に実行したアクティブ条件でモデルのアクティブ/非アクティブの状態を元に戻します。 |