境界
線路解析モデル境界ダイアログボックス
縦方向抵抗データ
Ud (縦方向限界変位): 限界変位
Fmax (応力チェック用) : 応力チェックに用いる砂利道床抵抗力
Fmax (変位チェック用):変位チェックに用いる砂利道床抵抗力
砂利道床の場合、温度荷重の検証時に、応力チェックモデルと変位チェックモデルで砂利の抵抗が異なる形で適用されます。
道床抵抗は単位長さあたりの力(例: kN/m)で表されるため、適切な有効長が自動的に掛け合わされ、マルチリニア弾性連結の剛性が算出されます。
条件の定義
全体の区間に対して、砕石基礎かコンクリート基礎のいずれかを選択します。
追加設定... : 区間ごとに砕石基礎またはコンクリート基礎のいずれかを選択します。(未定義の区間には砕石基礎が使用されます)
境界
バネタイプ : 橋脚は直接モデリングに反映せず、代わりに支持条件やバネ支持が使用されます。ロー ラーの境界条件では Dz、Rx、Rz が拘束されており、水平方向の剛性には、バネデータで定義された
SDx 値がマルチリニア弾性リンクの水平方向剛性として使用されます。
支承タイプ : 水平方向の剛性を入力するか、または橋脚基部を節点支持バネで拘束することができます。
弾性リンクデータ
水平 : 垂直方向の剛性は内部的に 10e7 kN/m として定義されています。
追加設定... : デッキごとに異なる水平剛性を設定できます。
弾性リンクの長さ : 支承の高さを示す弾性リンク長さも入力できます。
詳細... : 各デッキを選択して、弾性リンク長を入力することができます。
橋脚データ : 橋脚の断面と高さを定義でき、橋脚基部の支持条件を「固定」または「バネ支持」として設定できます。
断面:各橋脚の断面を設定します。
材料:各橋脚の材料を設定します。
高さ : 各橋脚の高さを設定します。
固定 : 各橋脚の基部の拘束条件を設定します。「固定」がオフになっている場合は、バネ支持剛性が有効になり、水平および回転方向の剛性値を入力できます。
詳細橋脚データ : 各デッキを選択して、橋脚データを入力できます。
選択 : 各橋脚にはデッキの終端と始端の断面があり、デッキ情報を選択して橋脚データに割り当てます。