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Time History Analysis 作成 編集

非線形特性状態

機能

  • 非線形ヒンジのプロパティを入力、修正、削除します。
  • 非線形ヒンジは非線形の時刻歴解析でのみ使用できます。

 

経路

メインメニュー:[結果]タブ > [タイプ : 時刻歴] > [時刻歴]グループ > [非線形特性状態]

 

入力

非線形特性状態 ダイアログ ボックス

 


関数

時刻歴結果関数を選択します。

 


時刻歴荷重ケース名

時刻歴荷重ケース機能で入力された時刻歴の解析条件を選択します。

ステップ

解析結果を出力するステップを指定します。

時刻歴荷重

使用する時刻歴荷重関数をリストから選択します。

 


出力タイプ

ヒンジ状態 

非線形ヒンジ特性で定義された5つのヒンジステータスレベルが表示されます。

塑性率 

非線形ヒンジ特性において使用者が定義した延性評価方法に基づいて計算された結果が表示されます。

変形 

非線形ヒンジの変形結果が表示されます。

断面力 

非線形ヒンジの断面力結果が表示されます。

降伏状態 : 弾性、ひび割れ、降伏状態を表現します。

NOTE.png 「出力タイプ」の「降伏状態」にチェックが入っている場合、非線形特性の履歴モデルで定義された降伏強度に応じて、降伏状態が次の 4 つの状態のいずれかとして表示されます:
 - 線形 (弾性)、第 1 降伏、第 2 降伏、第 3 降伏
分散型ヒンジ(モーメント-曲率)タイプの場合、降伏状態は要素の色として表示されます。集中型ヒンジ(モーメント-回転)や汎用リンク型の場合、降伏状態は円形ヒンジとして表示されます。
要素に複数のヒンジがあり、1つのヒンジが降伏状態にある場合でも、降伏状態は「降伏」とみなされます。

NOTE.png 「出力タイプ」が「塑性率」の場合、バイリニア型では”塑性率(D/D1)”だけが出力され、トリリニア型、テトラリニア型では”塑性率(D/D1)”と”塑性率(D/D2)”が出力されます。

 


変位成分

出力する変位成分を選択します

Dx : 要素座標系のx軸方向の変位成分

Dy : 要素座標系のy軸方向の変位成分

Dz : 要素座標系のz軸方向の変位成分

Rx : 要素座標系のx軸まわりの回転成分

Ry : 要素座標系のy軸まわりの回転成分

Rz : 要素座標系のz軸まわりの回転成分

 


数値形式

: 正(+)方向の最大変形

: 負(-)方向の最大変形

最大絶対値 : 絶対値が最大になる変形

 


表示形式

出力形式を次のように指定します。

 

1.コンター図

モデルの変形量をコンター図で示します。

....png

範囲 : コンターの範囲を定義します。

 範囲調整 : コンター輪郭の色の分布範囲を割り当てます。この機能を使用すると、特定の範囲に

 特定の色を割り当てることができます。

NOTE.png

コンター図の最小/最大値の範囲が結果値の最小/最大より大きい場合があります。コンター図範囲の値が結果値を超えると、ランク0およびランク11に入力されます。

 色数 : コンターの色数を制御します(6、12、18、24色から選択)。


色相 : コンターの色を制御します。

 色相表 : カラーの種類を指定します。

 色相表の調整 : コンターの区域別の色を指定します。

 

 コンター図の反転 : コンターの色の変化順序を反転します。

コンターライン : コンターラインの色を指定します。

要素エッジ : 要素エッジの色を指定します。

 

コンター図オプション : コンター図の表示オプションを指定します。

 塗りつぶし

  グラデーション : コンターの色の変化をスムーズに表示します。

  

  コンターラインの表示 : コンター色の境界をラインで表示します。

  

 塗りつぶしなし
 コンターラインのみを表示します。

  単色線 : コンターラインをモノグロカラーで表示します。

  

 コンター値の表示
 コンターの範囲を示す凡例または注釈が表示されます。

  間隔 : 凡例または注釈の間隔を指定します。

  

 コンター図の高速表示 (大型板/ソリッド要素に適用)

 コンター図を示すのに必要な時間を短縮するために、板またはソリッド要素の大型モデルに対して 

 単純化されたコンター図を表示します。

 

拡張変換

切断面に沿って板要素またはソリッド要素のコンターラインを表示する場合、3次元のコンターラインが生成されます。解析結果の正の方向は、局所要素座標系のz軸方向に向けられます。

このオプションは、変形オプションと同時に適用することができません。同様に、陰線除去表示オプションを使用して板要素の厚さを表示したり、両方オプションを使用して上部および下部の部材力(応力)を表示する場合には、このオプションと同時に適用することができません。

 

2.変形

モデルの変形形状を表示します。

....png

変形図の倍率
作業画面にグラフィックで表示される変位の大きさを拡大または縮小します。

変形の表示方法
以下から変位に対する表示方法を指定します。

折れ線 : 節点変位だけで変形形状を表します。

なめらか : 梁要素の場合、要素両端の節点変位を長さ方向に沿って正確に計算して表します。

実際寸法変位(自動スケール off) : 変形量を任意に拡大・縮小せずに実際の変形量をそのままグラフィックで出力します。主に大変形を考慮した幾何非線形解析時に適用します。

相対変位 : 最小の節点変位を"0"とし、これに対する相対変位をグラフィック表示します。

 

3.数値

出力値を作業画面に表示します。

数字のフォントと色は、”ディスプレイオプション”で設定できます。

....png

 小数点以下桁数 : 表示する数字に小数点以下の桁数を指定します。

 指数 : 指数形式で表示します。

 最小 & 最大 : 最大値と最小値を表示します。

 最大絶対値 : 最大絶対値を表示します。

 最大 : 最大値のみを表示します。

 最小 : 最小値のみを表示します。

 制限値(%) : 選択した最大値または最小値に対する画面表示の制限を設定します。

 傾斜角度 : 数値を表示する角度を指定します。

NOTE.png デフォルトの小数点以下桁数は、「プロジェクト>プレファレンス」で制御できます。
傾斜角度 = 0 の場合、数値を節点または要素の右側に水平に表示します。
ここでの角度は反時計回りを基準とし、数字の読みやすさを向上させるために使用します。

 

4.凡例

作業ウィンドウの右または左に、解析結果に関連するさまざまな参照を表示します。

最大および最小の結果を持つ節点や要素番号が表示されます。

....png

凡例の位置 : 作業画面における凡例の表示位置を示します。

数値表示形式 : 凡例の値のタイプと小数点以下桁数を指定します。

 

5.変形前

モデルの変形前と変形後の形状を重ねます。

モデルの変形前の形状の表示タイプは、ディスプレイオプションで制御できます。

 

6.アニメーション

モデルの変形過程を動的に表現します。適用ボタンをクリックし、作業画面下端のアニメーションコントロールの右側にある録画ボタンをクリックします。

....png

アニメーションのモード : 解析結果に対するアニメーションのタイプを設定します。

コンター図のアニメーション : アニメーションの変形量によって、変形を表現するコンター図の色を変更するかを指定します。

半周期/全周期を繰り返す : 変移過程の繰返し周期を選択します。

NOTE.png
構造物の形状に対しては「半周期」を選択し、振動モードや座屈モードに対しては「全周期」を選択します。

AVIオプション : アニメーション ウィンドウを生成するために必要なオプションを入力します。

1ピクセルあたりのビット数 : アニメーションのデフォルトウィンドウを作成するためのピクセル

あたりのビット数

ストリームの圧縮 : 映像データを圧縮する方法

半周期当たりのフレーム数 (3~300) : 「半周期」を表現するフレーム数

1秒当たりのフレーム数 (5~60) : 動的シミュレーションを表現する1秒あたりのフレーム数

施工ステージオプション : 施工段階解析結果に対するアニメーションを作成する際のオプションを選択します。

ステージアニメーション : 施工段階別のアニメーションを作成します。

現在ステージ/ステップ : 現在の施工段階/ステップにおけるアニメーションを作成します。

始 ~ 終 : アニメーション作成の開始と終了の施工段階やステップを指定します。

 

開始時間 : 解析結果のアニメーションの開始時間

終了時間 : 解析結果のアニメーションの終了時間

増分時間 : 解析結果をアニメーション化する時間増分

初期時間の設定 : アニメーションに使用する時間を初期状態として設定

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