機能
- モデルの自由振動解析結果(固有振動数、振動モード、モード別の有効質量比など)を整理し、固有振動ベクトルをスプレッドシート形式のテーブルで確認します。
- モード形状の最大変位を1とし、正規化した固有モード形状を確認することができます。
- Civil NXのテーブルツールの詳細については、オンラインマニュアルの”テーブルツールの使い方”を参照してください。
経路
メインメニュー：[結果]タブ > [タイプ : 一般] > [テーブル]グループ > [結果テーブル] > [固有モード形状]
入力
固有モード形状テーブル機能を実行すると、フィルタリングダイアログが表示されます。ここで、出力対象の節点、固有ベクトルを出力する振動モードの次数を選択し、OK ボタンをクリックします。
フィルタリングダイアログの使用については、"テーブルツールの使い方"を参照します。
構造物の固有値結果テーブル(固有モード)
構造物の固有値結果テーブル(有効質量比)
図に示す固有値解析結果のまとめ表から、振動モード別の固有周期と有効質量比を確認します。
有効質量比 : モード別の質量参加比および参加質量
モード刺激係数 : モードの刺激係数
モード方向係数 : モード次数別に参加率を100%とした場合の自由度別の参加率
固有ベクトル : 自由度別のモード形状ベクトル
刺激関数 : 自由度別のモード形状ベクトル×モード刺激係数
コンテキスト メニューで [最大変位に正規化] を選択し、目的のモードを割り当てて正規化されたモード形状を確認します。
最大変位に正規化 : モード形状の最大変位を1にして正規化されたモードを出力します。
解析時に適用された単位系によって正規化してモード形状を出力します。集中質量法と分布質両の両方が適用できます。
,
: 固有ベクトル,
: 入力単位系による質量)