機能
- MIDAS テキストエディタは、Windows環境でテキスト文書の作成、保存、印刷などの基本的な編集機能を提供する一般的なエディタ(Windowsメモ帳の代替プログラムとして使用可能)としても使用できるだけでなく、MIDAS Family Programと連動して各種のテキストファイルを便利に開いて編集できるようにする文書エディタです。
経路
メインメニュー:[Apps]タブ > [エディタ]グループ > [テキストエディタ]
入力
文書の作成
New : 新しい文書を作成します。
Open : テキスト文書を開きます。
Close : 現在使用中の文書を閉じます。
文書の保存
Save : 作業中の文書を現在の名前で保存します。
Save As : 作業中の文書を新しい名前で保存します。
文書の編集
文字の選択
単語 : 関連する単語をダブルクリックします。
文字列ライン : マウスカーソルを左側の灰色の余白に移動してクリックします。
複数の行 : マウス カーソルを左側の灰色の余白に移動し、マウスを下方向にドラッグします。
文書全体 : キーボードを使用して、ショートカットキー [Ctrl] + A をクリックします。
垂直に選択 : [Alt]キーを押した状態でマウスをドラッグし、目的の部分を長方形に選択します。
コピー, 切り取り, 貼り付け, 削除
コピー
文書の特定の範囲を選択し、クリップボードに保存します。コピーする部分を選択し、[Ctrl]+C を押すか、編集メニューから"Copy"を選択します。
切り取り
文書内の特定領域を選択してクリップボードに保存することはコピーと同じですが、切り取りは領域を選択して切り取りを実行すると、選択された領域が削除される点がコピーと異なります。 切り取りは[Ctrl]+Xを押すか、Editメニューから”Cut”を選択します。
貼り付け
コピーまたは切り抜きで、クリップボードに保存された内容を文書に貼り付けます。貼り付ける位置にマウスカーソルを移動させ、[Ctrl]+Vを押すか、Editメニューから”Paste”を選択します。
削除
消したい部分を選択し、[Delete] キーを押します。
検索と置換
文書内の特定の文字列を見つけたり、見つけた文字列を指定した文字列に置き換えます。このとき、検索は[単語単位]または[大/小文字と正規表現]で指定して検索することができます。
検索
[Ctrl]+Fを押すか、Editメニューから”Find”を選択すると、検索ダイアログが表示されます。 見つけたい文字列を入力し、[F3] または ”Find”ボタンをクリックします。
置換
[Ctrl]+Hを押すか、Editメニューから”Replace”を選択すると、置換ダイアログが表示されます。
移動
文書内の移動は、次のようなショートカットキーを利用すれば容易にできます。これらのコマンドは、Windowsで一般的に使用される他のテキスト エディターと一致します。
コマンド |
ショートカットキー |
内容 |
---|---|---|
Page Up |
PgUp |
1ページ上に移動 |
Page Down |
PgDn |
1ページ下に移動 |
Home |
Ctrl + Home |
ドキュメントの最初にカーソルを移動 |
End |
Ctrl + End |
ドキュメントの最後にカーソルを移動 |
Previous word |
Ctrl + ← |
現在のカーソルの前の単語に移動 |
Next word |
Ctrl + → |
現在カーソルの次の単語に移動 |
ブックマーク
ブックマークを文書内の特定の行に設定すると、ブックマーク検索機能でその位置を簡単に見つけることができます。
ブックマークの設定
カーソルを目的の行に移動した後、[Ctrl]+F2 を押すと、左側の灰色の余白に青色のハイライトが表示され、ブックマークが設定されたことが示されます。
ブックマークの検索
[Ctrl]+F2または[F2]をクリックすると、次のブックマークセクションに移動します。
ブックマークの削除
ブックマークされた行でもう一度 [Ctrl]+F2 を押すと、その行のブックマークが削除され、[Ctrl]+Shift+F2 を押すと、設定されているすべてのブックマークが削除されます。
元に戻す&やり直し
元に戻す
EditメニューのUndoを選択するか、ショートカットキー[Ctrl]+Zまたはを押すと、直前の変更事項が一つずつ復元されます。
やり直し
EditメニューのRedoを選択するか、ショートカットキー[Ctrl]+Yまたはを押すと、実行が取り消された変更事項が一つずつ再実行されます。
ページ区切り
アイコンを押すと、ページ区切り記号()が挿入され、印刷時にページが区切られて出力されます。 編集状態ではページ区切り記号()のみ表示されますが、プレビュー状態や実際の印刷時には指定した位置でページが区切られます。
文書の印刷
ヘッダー&フッターの設定
アイコンを押すか、File-> Header & Footer Set upメニューを選択すると、ヘッダー&フッターの設定ダイアログが表示されます。文書に関する各種情報を前書きおよび後書きに追加して印刷することができます。
プリンター設定
プリンターの機種とドキュメントの種類と方向を設定します。
印刷プレビュー
印刷前のプレビューを実行します。
完成した文書をプレビューすると、プリンターで出力される文書の形を表示します。一度に2ページをプレビューでき、画面でのページサイズを拡大縮小できます。
印刷
プリンターで作業中の文書を出力します。
その他の機能
分割画面
このボタンを押した状態で作成された文書には、画面分割バーがあります。 垂直スクロールバーの上側と水平スクロールバーの左側に小さな分割部分が表示されますが、この部分を引っ張ると画面分割棒が表示され、画面が二つの部分に分けられます。同じ文書の二つの部分を比較することができ、編集する時に便利です。
フォントとカラーの選択
View > Configureメニューを選択するか、 アイコンを押すとフォントや色の選択ダイアログが表示され、このダイアログボックスでフォントや色などを変更することができます。
空白とタブの表示
アイオンを押すと見えない空白[`]及びタブ[^]文字が表示されます。