概要
「Element Information」プラグインは、MIDAS CIVIL NXにおける要素情報の確認を迅速かつ効率的に行うためのツールです。従来の「要素テーブル」や「要素詳細テーブル」では、特定の要素情報を直感的に確認するのが難しい場合がありましたが、このプラグインを使用することで、選択した要素の詳細情報を直接確認できます。
バージョン
- v1.0.0 : リリース
適用規準
- 一般用途
特徴
本プラグインでは 要素テーブルや要素詳細テーブルを開かずに、選択要素の情報を直接確認 できます。
- 要素情報を迅速に確認できるため、設計・モデリング中のミスを軽減
- 要素テーブル間を行き来する必要がなくなり、作業効率が向上
使用方法
- モデリング画面で確認したい要素を選択します。
- プラグインを実行すると、選択した要素の情報が表示されます。
- 表示される情報には以下が含まれます:
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- 要素ID:選択した要素の番号
- 接続節点番号:要素が接続されている節点の番号
- 要素タイプ:BEAM(一般梁)、TRUSS(トラス)、PLATE(プレート)など
- 材料名:要素に割り当てられた材料の名称
- 断面名:要素に割り当てられた断面の名称
- 長さ/面積/体積:要素の幾何学的特性
- 単位重量/総重量:要素の重量情報
- 梁端リリース情報:I端およびJ端のリリース状態(固定:F、ピン:P、なし:-)
4. 「詳細表示」オプションを有効にすると、複数の要素情報を行ごとに一覧表示できます
まとめ
このプラグインを活用することで、モデリング作業中に必要な要素情報を迅速に取得でき、作業効率の向上とエラーの削減が期待できます。