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Plug-in 作成 編集

荷重組合せのカスタマイズ

概要

このプラグインは、MIDAS CIVIL NX における荷重組み合わせの作成と管理を効率化するツールです。標準的な設計コードだけでなく、特定の設計シナリオに対応する荷重ケース、係数、設定を定義するオプションを提供し、標準およびカスタム設計コードの両方との互換性を確保します。

 

バージョン

  • v1.1.0 : リリース

 

適用規準

  • 一般用途

 

機能

本プラグインは以下の機能を提供します:

  • 最小限入力荷重組み合わせ自動生成

  • Excel ファイルから入力データインポート可能

  • 作成した荷重組み合わせザーファイルとしてエクスポート可能
     → これにより、将来利用可能となり、ユーザー独自荷重組み合わせライブラリ構築できます

  • 生成組み合わせに対してエンベロープ自動作成

 

使用方法

1. プラグイン「Customized Load Combination Auto-Generator」を開きます。

2. 荷重組み合わせリストに入力を追加します

A : 荷重組み合わせの名前

B : アクティブステータス(Inactive、Local、Strength、Service):

  • Inactive(非アクティブ):ユーザーが選択すればCivil 上では作成可能です。
  • Local(ローカル):プラグイン内でのみ表示され、Civil には反映されません。
  • Strength(強度照査):Civil 上で作成され、終局限界状態(ULS) の設計に使用されます。
  • Service(使用性照査):Civil 上で作成され、使用限界状態(SLS) の設計に使用されます。

C :  以下のいずれかのタイプを選択します:

  • Add(加算)すべて荷重ケース一つ組み合わせとして加算ます。

  • Either(いずれか)一つ組み合わせで、指定複数ケースうち いずれ一つ 考慮ます。

  • Envelope(エンベロープ)指定ケースで、最も不利結果 抽出エンベロープとして組み合わせ作成ます。

그림1.png

 

3. 荷重ケースおよび荷重係数の追加方法 :

A : 荷重ケース名を選択

  • Civil で定義された荷重ケースがドロップダウンメニューに自動的に読み込まれます
    プラグイン内で定義された組み合わせ (例:静的、応答スペクトル、移動荷重、時刻歴荷重、支点沈下 など)もリストに含まれます。)

B : 符号(Sign)の選択:

  • +係数のみ使用

  • 係数のみ使用

  • ±正・両方組み合わせ考慮(順列)

  • +, −係数係数それぞれ個別に考慮(ただし同時に使用しない)

C : 必要に応じた係数(最大5つまで)を設定

  • 係数ユーザー手動入力ます。

  • インポートした荷重ケースは、少なくとも1係数入力必須です。

  • 同一荷重組み合わせでは、指定すべて係数(Factor 1~5)同時に使用ます。

그림2.png

 

4. 追加入力項目 :

A : Midas上でエンベロープ荷重組み合わせを生成.

生成された荷重組み合わせから、エンベロープ荷重組み合わせを作成します。

  • Civil NXで生成された荷重ケースがドロップダウンメニューに表示されます。

  • プラグイン内で定義された組み合わせ(例:Static、RS、MVL、TH、Settlement など)も一覧に反映されます。

B : Midasで「Inactive」荷重組み合わせ生成

Inactiveとしてマーク荷重組み合わせ生成ます。

  • + : 係数の正の値のみ使用
  • - : 係数の負の値のみ使用
  • ± : 正・負の値を組み合わせた順列を使用
  • +, -: 正と負の値を個別に使用(同時ではない)

C : 荷重組み合わせの生成先タブを選択. 荷重組み合わせを生成する設計タブを選択します。

  • Steel Design(鉄骨設計)
  • Concrete Design(コンクリート設計)
  • SRC Design(SRC設計)
  • Composite Steel Girder Design(合成鋼桁設計)

 

그림3.png

 

5. 「Generate Load Combination」をクリックして荷重組み合わせを生成します。

그림4.png

 

6. アクションの通知を確認します

그림5.png

 

7. 「結果 > 荷重組合せ > 鉄骨設計移動出力表示ます。

그림7.png

 

8. 追加オプション:

A : 荷重組み合わせ入力のエクスポート:ウィザードファイルとしてエクスポートし、他のモデルで再利用可能にします。特定の設計基準(例:TMH、AREMA)に対応したテンプレート作成や、Civil NX でのエラー発生時に荷重組み合わせを再生成する際に便利です。

B : 荷重組み合わせ入力のインポート:エクスポート済みのウィザードファイルを読み込み、荷重組み合わせを復元します。

그림8.png

 

まとめ

「Customized Load Combination Auto-Generator」プラグインは、荷重組み合わせの定義と管理プロセスを大幅に簡素化し、ユーザーの貴重な時間と労力を節約します。荷重組み合わせの作成とエクスポートを自動化することで、設計の効率と正確性を向上させます。

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