概要
このプラグインは、局所座標系(ローカル軸)を効率的に設定・適用するためのツールです。
適用規準
- 一般用途
特徴
従来の解析プログラムでは、グローバル座標系からローカル座標系に変更するために、2軸の回転角を個別に算出し、適用する必要がありました。
しかし、このプラグインを使用すれば、ローカル軸を設定したい全節点に対して一括で回転値を自動算出し、その値を直接プログラムに適用することが可能です。
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ローカル軸の手動設定作業を自動化し、設計時間を大幅に短縮
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繰り返しの修正作業による人的ミスを削減
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接線方向の算出方法を多様な方式から選択可能で、より正確かつ効率的な設計が可能
使用方法
[Local Axis - Cubic Spline Setting]
- プラグインを実行することで、ユーザーは以下の手順で操作を行います:
(項目1) Cubic Spline の種類(Type) を選択
(項目3) ローカル軸を適用する節点を指定
(項目4) 指定された節点にローカル軸がモデリング上に適用されます。
(項目6) また、スプラインの形状はグラフ上でリアルタイムに確認可能です -
Splineボタン(項目2) を使用することで、異なるスプラインタイプの違いを視覚的に確認できます。
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Import Node(項目3) は、CIVIL NX モデリング画面から直接節点を選択してインポートする必要があります。この操作は必ず「Import Node」ボタンを通じて行う必要があり、X-Y 平面上の情報のみを取得します。
SplineはX軸の正方向(+X方向)のみに作成されます。
- Start Point および End Point は Clamped Cubic Spline のみで有効で、これによりスプラインの始点・終点の角度が計算されます。