概要
本プラグインは、NZS 1170.5 (2004) などの各国の地震荷重基準に基づいた設計応答スペクトルデータを自動生成します。構造解析用に精度良い入力地震関数を必要とするエンジニア向けです。パラメータのカスタマイズやリアルタイムのグラフプレビューにより、応答スペクトル解析用の地震動スペクトルを簡単に作成できます。
適用規準
- NZS 1170.5:2004 — ニュージーランドの地震対策基準
- AS 1170.4:2024 — オーストラリアの地震対策基準
- SBC 301-CR:2018 — サウジアラビア建築基準法:耐震設計規定
- NF EN1998-1:2008 — ユーロコード8のフランス国家付属書:耐震構造の設計
- UNE EN1998-1:2011 —ユーロコード8のスペイン国家付属書:耐震構造の設計
特徴
- 基準ベースのスペクトル生成:選択した規準に合わせたユーザー定義の地震パラメータに基づいてスペクトル加速度値を計算します。
- リアルタイム可視化:生成された応答スペクトルグラフを適用する前にプレビューします。
- 統合準備完了: 生成されたデータは、構造荷重ケースまたは解析機能に直接割り当てることができます。
使用方法
1. Function Name : スペクトルの名前を入力します(例:RS 01)。続行するには必須です。
2. Design Spectrum : 設計基準を選択します。
3. パラメータ設定
4. Preview Design Spectrum:入力に基づいてスペクトルのグラフを確認します。
5,6. 応答スペクトルデータの適用
解析に使用するスペクトルを応答スペクトル関数に割り当てるには、[Update] をクリックします。
注記
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全ての入力フィールドには有効な正の小数値を入力してください。無効な値を入力すると、モード警告が表示されます。
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現在、NZS 1170.5 (2004) のみをサポートしています。今後、設計基準を変更する場合は、関連する全ての地震パラメータをそれに応じて再設定する必要があります。
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本プラグインは、選択した基準に合わせたローカルパラメータの設定を提供します。
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本ツールは、スペクトルを必要とする動的解析モジュールと併用するのに最適です。
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