機能
- 2つの節点をユーザーが入力した剛性で連結する弾性連結要素を生成または削除します。
経路
メインメニュー: [境界条件] タブ > [リンク] グループ > [弾性連結要素]
入力
弾性連結要素 ダイアログボックス
“弾性連結要素” の右側の ボタン:弾性連結要素テーブルを表示します。
境界グループ名
入力した境界条件を含む境界グループを選択します。グループ指定が不要な場合は、"デフォルト"を選択します。境界グループを追加生成または修正するには、 ボタンをクリックして「境界グループの定義」ダイアログボックスを呼び出します。
オプション
追加:任意の2つの節点に一般節点剛性を新規生成する場合に指定
削除:任意の2つの節点に既に入力されている弾性連結要素を削除する場合に指定
弾性連結要素データ
タイプ:弾性連結要素の種類を指定します。
一般:線形弾性連結要素
固定:剛体連結要素。 剛性マトリックス内で最大剛性の 1e5 倍の剛性が入力されます。
固定タイプに適用された剛性は解析後*.out ファイルに出力されます。
引張専用:引張専用の弾性連結要素
圧縮専用:圧縮専用の弾性連結要素
弾性連結要素を引張専用または圧縮専用に指定した場合には、要素の軸方向剛性のみ適用でき、引張 , 圧縮専用要素と同じように “解析制御データ” で設定された繰り返し方法に従う。
マルチリニア:多線型弾性連結要素
サドル:マルチスパン吊り橋におけるトップタワーサドルは、ケーブル架設を開始する前にタワーに対して相対的に移動することができます。トップタワーのサドルは弾性連結要素:サドルタイプを使ってシミュレーションできます。
SDx:要素座標系 x軸方向剛性
SDy:要素座標系 y軸方向剛性
SDz:要素座標系 z軸方向剛性
SRx:要素座標系 x軸に対する回転方向剛性
SRy:要素座標系 y軸に対する回転方向剛性
SRz:要素座標系 z軸に対する回転方向剛性
剛体:選択した方向成分の剛性は、自動的に非常に大きな値で入力されます。
せん断バネの位置
弾性連結要素に使用されるせん断バネの位置を入力します。
I 節点からせん断バネまでの距離
i-端から始まる弾性連結要素の長さに対するせん断バネの位置を指定します。
β角度:弾性連結要素の方向を定義する角度
2 節点
弾性連結要素を入力しようとする 2 つの節点の番号を入力
弾性連結要素のコピー
弾性連結要素データで指定した条件をコピーして、同時に複数の弾性連結要素を入力できます。
節点の増分
節点番号の増分を利用して、複数の弾性連結要素を同時に生成します。
回数:コピー回数
節点の増分値:節点番号の増分値を指定
距離
節点間の距離を利用して、複数の弾性連結要素を同時に生成します。
軸:コピーしようとする軸方向を指定
距離:コピー距離と回数を入力
マルチリニアタイプ
方向:要素座標系を基準に弾性連結要素を定義します。
F-D関数:バネ剛性の履歴は、“F-D関数” 右にある ボタンをクリックして定義します。バネに圧縮が発生した時を(+)変位と見なします。バネの引張剛性と圧縮剛性を対称または非対称に選択して入力できます。
ユーザーが入力していない外部区間は、最外郭2点による傾きを維持します。