機能
- 異なる移動荷重位置の複数の荷重条件を静的荷重に変換し、MCT形式のモデルファイルを生成します。これは、複数の荷重条件を変換する必要がある場合にとても便利な機能です。変換は、荷重位置、結果タイプなどによって一度に実行されます。
経路
メインメニュー:[結果]タブ > [タイプ : 一般] > [移動荷重]グループ > [バッチ変換]
入力
バッチ変換 ダイアログボックス
名称
バッチ変換の名称を入力します。
タイプ
反力、変位、トラス要素/梁要素の断面力、弾性連結要素/汎用リンク要素の断面力、板要素の断面力、そして梁要素の応力度の中から出力する結果を選択します。
移動荷重ケース
出力する車両の載荷条件を選択します。 同時に複数を選択することができます。
選択された節点、要素
反力、または変位の結果が必要な節点番号を入力します。
断面力、または応力度の結果が必要な要素番号を入力します。
位置
結果を出力する要素の位置を指定します。
出力する結果成分を指定します。選択したタイプ (反力、変位、トラス要素の断面力、梁要素の断面力、弾性連結要素の断面力、汎用リンク要素の断面力、板要素の断面力、梁要素の応力度) に応じて、成分が自動的に変更されます。
追加 : 入力内容を新規または追加入力する場合に使用します。
修正 : 入力内容を修正する場合に使用します。
削除 : 入力内容を削除する場合に使用します。
移動荷重を静的荷重に変換(車両) 移動荷重を静的荷重に変換(鉄道)
鉛直荷重 : 最大または最小の結果が発生する状態の移動荷重を鉛直方向の静的荷重に変換
遠心荷重 : 曲線橋における車両や鉄道の遠心荷重によって発生する力を水平方向の静的荷重に変換
路面からの遠心荷重の高さ: 遠心荷重が作用する路面からの高さ
設計速度 : 車両の最大速度
道路半径 : 曲線橋の半径
車両方向を基準とした遠心荷重の方向
右から左への方向
左から右への方向
対象の車両名 :
- 道路橋 : Load Model 1 Standard、使用者定義の車両
- 鉄道橋 : 標準車両 – LM71, SW/0, SW/2, Unloaded Train, HSLM
- 使用者定義の車両 – LM71, SW/0, SW/2, Unloaded Train
ファイル名
生成するMCTファイルのファイル経路と名前を入力します。