1. 点グリッド
機能
- 点グリッドの間隔と表示領域を指定します。
- プログラムが起動すると、プロジェクト > 管理情報 > プレファレンス の 使用環境 > ビュー で初期設定された条件として点グリッドが表示され、設定条件を一時的に変更するときにこの機能が使用されます。
- 点グリッドはUCSのx-y平面に表示され、表示 > グリッド機能で画面上に表示でき、画面から隠すこともできます。点グリッドスナップ機能と連携して使用すると便利です。
経路
メインメニュー: [表示] タブ > [グリッド/スナップ] グループ > [グリッド] > [グリッド設定] > [点グリッド]
入力
点グリッド ダイアログボックス
グリッド間隔
dx, dy
UCS x、y軸方向の点グリッド間隔を入力します。
dx、dyが同じ場合には、dxだけ入力しても反映します。
モデル領域
グリッドを、ある領域内にだけ表示する場合、その境界領域を入力して“グリッド領域へ適用” にチェックを入れます。
入力はXmin、Ymin、XMax、Ymaxの順に入力します。
境界領域は、入力方法によって次のように適用されます。
「20」のみ入力
Xmin = 0, Ymin = 0, Xmax =20, Ymax =20
「20、30」を入力
Xmin = 0, Ymin = 0, Xmax = 20, Ymax = 30
'10、15、20、30'入力
Xmin = 10, Ymin = 15, Xmax = 20, Ymax = 30
2. 線グリッド
機能
- 画面に表示する線グリッドの間隔を指定します。
- 点グリッドは、同一軸に対しては均等な間隔で表示されますが、線グリッドは不等間隔のグリッドを表示することができます。
- 線グリッドはUCSの x-y平面に表示され、表示 > グリッド機能で画面上に表示でき、画面から隠すこともできます。スナップ機能と連携して使用すると便利です。
- 線グリッドは、複数の名前をそれぞれ付与してあらかじめ設定し、必要に応じて設定したグリッドを呼び出して使用することができます。
経路
メインメニュー: [表示] タブ > [グリッド/スナップ] グループ > [グリッド] > [グリッド設定] > [線グリッド]
入力
線グリッド ダイアログボックス
線グリッドの追加/修正 ダイアログボックス
線グリッドを新規または追加定義する場合
“追加” ボタンをクリックし、次の事項を入力します。
グリッド名
線グリッド名
X-方向
x方向の線グリッドを入力するために下部の “追加” ボタンをクリック
絶対値:線グリッドの位置を該当座標軸の絶対座標として入力
相対値:線グリッドの位置を該当座標軸の相対距離として入力
線グリッドは原点を基準にして生成されます。
負(-)の領域にグリッドを入力する際には、マイナスで入力します。同じ間隔が反復される場合には、「反復回数@間隔」で入力します。
Y-方向
y方向の線グリッドは、X-方向の線グリッドと同様に入力します。
既存の線グリッドの位置を修正する場合
線グリッドリストで該当グリッドを指定し、“修正” ボタンをクリックします。
既存の線グリッドの位置を削除する場合
線グリッドリストで該当グリッドを指定し、“削除” ボタンをクリックします。