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Section Properties 作成 編集

厚さ

機能

  • 板状要素(板要素、平面応力要素)の厚さのデータを入力します。
  • CIVIL-NXでは、鋼材ボックス橋のフランジを補強したリブ平面のように、方向別に補強された剛性を反映して板状要素の厚さを定義することができます。

 

経路

メインメニュー: [材料/断面] タブ > [断面] グループ > [厚さ]

 

入力

厚さ ダイアログボックス

 


追加...

次の事項を入力して新規厚さを追加

厚さデータ ダイアログボックス

値入力

厚さ番号:板状要素の厚さ番号(入力された最終厚さ番号 +1で自動設定されます。)

面内 & 面外:面内と面外方向の厚さを同一に考える場合に厚さを入力

面内:面内方向の剛性計算用厚さ入力

面外:面外方向の剛性計算用厚さ入力

板オフセット:板状要素の要素座標系 z方向の剛域 (オフセット) 適用

厚さ比:板要素の厚さの比率で、剛域を入力します。

NOTE.png 例えば、板の厚さが 200mmで、厚さの比率が 0.1と入力されると、オフセット距離は20mmです。面内および面外方向の厚さが異なる場合、面内方向の厚さを基準に剛域長さを計算します。

:剛域長さを直接入力します。

U-リブ補強板

厚さ番号:板状要素の厚さ番号を入力

値入力:リブの剛性計算用データを直接入力して断面を定義する場合に指定

重量計算用の厚さ:重量計算時に考慮される等価厚さデータ入力

リブ位置:板状要素を基準にリブが配置される位置指定

下側:板状要素の下部に配置される場合に指定

上側:板状要素の上部に配置される場合に指定

yz 断面:要素座標系 x軸方向に配置されるリブの断面データ入力

xz 断面:要素座標系 y軸方向に配置されるリブの断面データ入力

断面形状リスト:使用するリブの断面形状を指定

面内:面内方向の剛性計算用厚さ入力

面外:面外方向の剛性計算用厚さ入力

Hu:中立軸から板の端部までの距離

HI:中立軸からリブの端部までの距離

ユーザー:ユーザーがリブ断面の主要サイズを直接入力して断面を定義する際に指定

板厚さ:板状要素の厚さデータ入力

リブ位置:板状要素を基準にリブが配置される位置を指定

下側:板状要素の下部に配置される場合に指定

上側:板状要素の上部に配置される場合に指定

yz 断面:要素座標系 x軸方向に配置されるリブの断面データ入力

xz 断面:要素座標系 y軸方向に配置されるリブの断面データ入力

リブあり:リブが存在するかどうかを指定

断面形状リスト:使用するリブの断面形状を指定

リブの間隔:リブの配置間隔を入力

H1, B1,...ダイアログボックス左側の断面サイズ入力案内図を参照してサイズを入力

断面性能表示...:ボタンをクリックすると、入力データによって計算された板状要素の剛性計算用の厚さデータテーブルが表示されます。

[詳細]

面内:面内方向の剛性計算に使用される等価厚さ(h)です。

10-T-eq1.jpg

ここで

A1:板の断面積

A2:リブ断面積

Dist.:リブ配置間隔

 

面外:面外方向の剛性計算に使用される等価厚さ(h)です。

2.png

ここで

Ie:等価断面の慣性モーメント

Ic:結合断面の慣性モーメント

Dist.:リブ配置間隔

A1:板の断面積

A2:リブ断面積

D1:プレート端面の中軸から結合端面の中軸までの距離

D2:リブ部の中立軸から結合部の中立軸までの距離

I1:板断面の慣性モーメント

I2:リブ断面の慣性モーメント

 

10-T-equv.jpg

(a) 複合断面                 (b) 等価断面

面内および面外の等価厚さ (h)

 

Hu:中立軸から板の端部までの距離

Hl:中立軸からリブの端部までの距離

10-T-huhi.jpg

複合断面の Hu と Hl

 

規格:各国標準断面の規格から使用するリブ断面を選択する場合

板厚さ:板状要素の厚さデータ入力

リブ位置:板状要素を基準にリブが配置される位置を指定

下側:板状要素の下部に配置される場合に指定

上側:板状要素の上部に配置される場合に指定

yz 断面:要素座標系 x軸方向に配置されるリブの断面データ入力

xz 断面:要素座標系 y軸方向に配置されるリブの断面データ入力

リブあり:リブが存在するかどうかを指定

リブの間隔:リブの配置間隔を入力

断面名:右側の規格リストから規格を選択

断面性能表示...:ボタンをクリックすると、入力データによって計算された板状要素の剛性計算用の厚さデータテーブルが表示されます。

[詳細]

面内:面内方向の剛性計算に使用される等価厚さ(h)

10-T-eq1 (1).jpg

ここで

A1:板の断面積

A2:リブ断面積

Dist.:リブ配置間隔

面外:面外方向の剛性計算に使用される等価厚さ(h)

10-T-eq2.jpg

10-T-eq3 (1).jpg

10-T-eq4.jpg

10-T-eq5.jpg

ここで

Ie:等価断面の慣性モーメント

Ic:結合断面の慣性モーメント

Dist.:リブ配置間隔

A1:板の断面積

A2:リブ断面積

D1:プレート端面の中軸から結合端面の中軸までの距離

D2:リブ部の中立軸から結合部の中立軸までの距離

I1:板断面の慣性モーメント

I2:リブ断面の慣性モーメント

10-T-equv (1).jpg

(a) 複合断面                 (b) 等価断面

面内および面外の等価厚さ (h)

 

Hu:中立軸から板の端部までの距離

Hl:中立軸からリブの端部までの距離

10-T-huhi (1).jpg

複合断面の Hu と Hl

 


修正...

厚さダイアログのリストから修正する厚さを選択し、修正...をクリックして関連データを修正します。


削除

厚さダイアログのリストから削除する厚さを選択し、削除をクリックします。


コピー

厚さダイアログのリストからコピーする厚さを選択し、コピーをクリックします。


読み込み

読み込みをクリックし、厚さのデータが入っている MCB ファイルを選択するか、ファイル名を指定してから 開く をクリックします。

厚さリスト

既存の fn.MCBファイル に入力されている厚さデータが表示されます。

選択されたリスト

読み込みしようとする厚さデータを選択してリストに登録します。

NOTE.png fn.MCB を選択すると、既存の fn.MCB に入力されているすべての厚さデータが選択されたリストに登録されています。

番号付けタイプ

厚さ番号の読み込み方式を指定します。

ID 保持
既存の fn.MCBファイル で入力された厚さ番号を同一に適用して読み込みます。

新規番号
読み込みする厚さデータに新しい番号を付与します。


番号並べ替え

厚さダイアログのリストから番号を変更する厚さ番号を選択し、関連データを修正してから番号並べ替えをクリックします。

開始番号

厚さデータに新しい番号を付与します。

増分

厚さデータ番号の増加量を入力します。

要素厚さ番号の変更

厚さデータの修正された番号を要素に適用します。

 

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