機能
- 支持点の反力を成分ごとの数値と矢印の大きさで確認します。
経路
メインメニュー:[結果]タブ > [タイプ: 一般] > [結果表示]グループ > [反力] > 反力/モーメント]
入力
反力/モーメントダイアログボックス
荷重ケース/組合わせ
希望する荷重条件や荷重の組合わせ条件を選択します。
荷重の組合わせを新規入力、修正、または追加する場合は、右側のボタンを利用します(”結果>タイプ:一般>荷重組合せ>荷重組合せ”を参照)。
ステップ
解析結果を出力するステップを指定します。幾何学的非線形解析における荷重増分、および施工段階解析や施工段階別の水和列解析で定義した追加ステップを指定します。
施工段階解析結果の出力で使用する施工段階は、ステージツールバーより選択できます。
反力成分
以下から反力成分を選択します。反力成分は全体座標系を基準に出力され、当該節点に節点座標系が適用されている場合は、節点座標系を基準に結果を出力します。
FX : 全体座標系X軸、または節点座標系x軸方向の反力成分
FY : 全体座標系Y軸、または節点座標系y軸方向の反力成分
FZ : 全体座標系Z軸、または節点座標系z軸方向の反力成分
FXYZ : 全体座標系 X、Y、Z 軸、または節点座標系x、y、z軸方向の反力成分
MX : 全体座標系X軸、または節点座標系x軸まわりのモーメント反力成分
MY : 全体座標系Y軸、または節点座標系y軸まわりのモーメント反力成分
MZ : 全体座標系Z軸、または節点座標系z軸まわりのモーメント反力成分
MXYZ : 全体座標系X、Y、Z 軸、または節点座標系x、y、z 軸まわりのモーメント反力成分
Mb : ねじれモーメントに対する反力成分
節点座標系(定義された時) : 節点座標系が設定されている節点には、節点座標系を基準に反力を出力します。
従属節点の反力を従属節点から出力します。V690からは従属節点の反力を結合して代表節点の垂直荷重とモーメントで出力します。
表示形式
出力形式を次のように指定します。
1.数値
反力の値を作業画面に表示します。
数字のフォントと色は、”ディスプレイオプション”で設定できます。
小数点以下桁数 : 表示する数字に小数点以下の桁数を指定します。
指数 : 指数形式で表示します。
最小 & 最大 : 最大値と最小値を表示します。
最大絶対値 : 最大絶対値を表示します。
最大 : 最大値のみを表示します。
最小 : 最小値のみを表示します。
制限値(%) : 選択した最大値または最小値に対する反力の画面表示の制限を設定します。
傾斜角度 : 数値を表示する角度を指定します。
デフォルトの小数点以下桁数は、「プロジェクト>プレファレンス」で制御できます。
傾斜角度 = 0 の場合、数値を節点または要素の右側に水平に表示します。
ここでの角度は反時計回りを基準とし、数字の読みやすさを向上させるために使用します。
2.凡例
作業ウィンドウの右または左に、解析結果に関連するさまざまな参照を表示します。
最大および最小の結果を持つ節点や要素番号が表示されます。
凡例の位置 : 作業画面における凡例の表示位置を示します。
数値表示形式 : 凡例の値のタイプと小数点以下桁数を指定します。
矢印の倍率 : 反力を表す矢印の大きさを調整します。
一括出力生成
( , )
設定した画面表示モード(メニューバー情報)で施工段階及び荷重条件(荷重組合せ基準)を順に選択して、グラフィック出力を一括生成します。
一括出力用の設定 : 結果の種類 (グラフィック出力の一括出力生成ダイアログ ボックスの選択データ) が保存されるベース ファイル名を割り当てます。
一括出力生成 : 次のダイアログボックスで、一括出力生成を実行するためのベースファイル、施工段階、荷重ケース(荷重組合せ)、ステップなどを指定します。
保存したメニューバーの情報 : ベース ファイルがリストアップされ、一括出力するベース ファイル名を選択します。
選択項目削除 : 選択したベースファイルをリストから削除します。
施工段階解析を行った場合、施工段階に対する一括出力条件を指定します。施工段階解析を行っていない場合は無効となり、下部のリストには荷重(組合せ)条件が一覧表示されます。
ステージ
施工段階を選択し、施工段階別の解析結果を一括出力します。下部のリストには、施工ステージが一覧表示されます。
PostCS荷重
完成系(PostCS)モデルの結果のみを出力します。下部のリストには、完成系モデルに適用された荷重(組合せ)条件が一覧表示されます。
既保存使用
ステージを選択した場合、ベースファイルの生成時に保存された施工段階を適用し、PostCS荷重を選択した場合、ベースファイルの生成時に完成系モデルでの荷重条件を適用します。
ステージ荷重ケース/組合わせ
施工段階解析を行った場合、ステージを選択する際に自動生成された施工段階の荷重条件と追加入力した施工段階の荷重の組合せ条件のリストが一覧表示されます。一括出力を生成するために使用する荷重(組合せ)条件のみをチェックしてください。「PostCS荷重」が選択されている場合、または施工段階解析が実行されていない場合は、この列が非アクティブになります。
ステップオプション
施工段階解析または大変形解析を実行するときに出力物の生成手順を指定します。
保存ステップ : ベースファイルの作成に使用した手順のみを使用します。
全ステップ : 全てのステップを使用します。
出力オプション
出力ファイル種類
一括出力するグラフィックファイルの種類を指定します。BMPとEMFの中から選択します。
解説の自動作成 : 一括して生成されるグラフィック出力の左上に、解析結果の種類や成分、施工段階や手順、荷重(組合せ)条件などの注記が自動生成され記載されます。ボタンをクリックすると、フォントサイズ、色、タイプなどを変更できます。
出力パス
一括出力されるグラフィック ファイルを保存するパスを指定します。
接頭語 : 生成されるグラフィックファイルの名前に適用される接頭語を指定します。ファイル名は"Prefix"_"Base File Name"_"Load Comb.".bmp(emf) または "Prefix"_"Base File Name"_"Stage"_"Stage LCase"_"Step".bmp(emf) で設定されます。
出力生成 : ダイアログの入力内容を反映してグラフィックファイルを一括作成します。
書き出し / 読み込み
ベースファイルと一括出力生成ダイアログの入力内容をバイナリ形式のファイル(fn.bog)で出力します。 他のモデルデータに同じ様式の一括出力機能を適用する時、読み込みボタンをクリックしてfn.bogを選択すると、同じ様式の出力物を他のモデルに一括適用することができます。
読み込み/書き出しは、異なるプロジェクトに対してのみ意味を持ちます。特定の構造モデルでは、ベース ファイルは自動的に保存され、リストされます。