概要
自動配筋、予備設計時に適用される梁、柱、壁の配筋に関する設定を行います。
実行方法
リボンメニュー:設計条件 > 鉄筋入力情報 > 鉄筋情報 > 上部配筋1
詳細説明
操作方法
1.梁
■ 1-1. 主筋径設定
断面別主筋設定
梁せい又は梁幅のサイズ(mm)の任意の範囲により、使用する主筋を設定します。
層別主筋設定
梁の方向の全体座標系X/Y方向ごとに使用する、層別の主筋径を指定します。
■ 1-2. あばら筋設定
あばら筋径
使用するあばら筋の径を設定します。
あばら筋加工方法
両側・片側フック/現場・工場加工を選択し、断面内に配列可能な本数を自動で判定しま
す。
あばら筋間隔
あばら筋の補強間隔を指定します。
■ 1-3. 梁主筋1段筋の重心位置
dT
上端1段筋の鉄筋重心位置(≠かぶり厚さ)
dB
下端1段筋の鉄筋重心位置(≠かぶり厚さ)
層別指定
層別に dT / dB を設定します。
■1-4. 主筋繋ぎ方法
しない
実際の主筋の径の値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
半数
主筋の径に1.5倍した値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
全数
主筋の径に2倍した値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
2.柱
■ 2-1.主筋径設定
断面別主筋設定
梁せい/梁幅毎に使用する、主筋の径を指定します。
層別主筋設定
層別の主筋と帯筋の径を指定します。
■ 2-2.帯筋設定
帯筋径
使用する帯筋の径を設定します。
帯筋加工方法
両側・片側フック/現場・工場加工を選択し、断面内に配列可能な本数を自動で判定しま
す。
帯筋間隔
帯筋の補強間隔を指定します。
■ 2-3.柱主筋の重心位置
dT
主筋の鉄筋重心位置(≠かぶり厚さ)
層別指定
層別にdTを設定します。
■ 2-4.主筋繋ぎ方法
自動配筋計算において鉄筋のあき間隔を考慮する場合に、主筋の継手部の配筋の納まりに配慮
して主筋のあき間隔に余裕をもって自動配筋したい場合に利用します。
しない
実際の主筋の径の値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
半数
主筋の径に1.5倍した値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
全数
主筋の径に2倍した値を用いて鉄筋のあき間隔を計算します。
3.壁
■ 3-1.鉄筋径設定
厚さ別鉄筋設定
壁厚毎に使用する鉄筋径を指定します。
層別鉄筋設定
層別に使用する横筋 /縦筋を指定します。
■ 3-2.壁鉄筋間隔
縦筋 / 横筋の補強間隔を指定します。
■ 3-3.壁縦筋の重心位置
dT
壁面から、鉄筋中心までの距離
層別指定
層別の dT を指定します。
■ 3-4.配置
ダブル配筋 / シングル配筋の指定をします。