機能
- 選択した節点に付与された“節点質量” , “荷重を質量に変換” , “自重を質量に変換” を任意方向の節点荷重に置換する機能です。その際、各方向毎の増減係数(質量 × 重力加速度 × 係数)を定義することができます。静的増分解析時に各節点の質量分布に応じて荷重を与える場合に使用できる機能です。
経路
メインメニュー:[荷重] タブ > [タイプ:静的荷重] > [質量] グループ > [物体力]
入力
物体力 ダイアログボックス
荷重ケース名
単位荷重ケース選択欄で、希望する荷重ケースを指定します。追加で荷重ケースを入力または修正 , 削除が必要な場合は、右側のボタンをクリックします。
物体力を与える節点
要素グループの使用:物体力を入力する節点が含まれている要素グループを選択します。要素グループを追加で生成または修正するには右側のボタンをクリックして指定します。
節点リスト:節点の集中荷重が付与される節点の番号を直接入力するか、“選択” 機能で節点を選択して入力します。
置換する質量成分
節点荷重で置換される質量の種類を指定します。
節点質量:節点質量 (節点質量)
荷重を質量に変換:入力された荷重による質量 (荷重を質量に変換)
構造質量:構造物自体の質量 (解析モデルの基本設定 > 自重を質量に変換)
物体力の係数
X:全体座標系X軸方向成分に対する増減係数
Y:全体座標系Y軸方向成分に対する増減係数
Z:全体座標系Z軸方向成分に対する増減係数
一つの荷重ケースに複数の物体力係数が入力可能です。また、物体力テーブルを通じて各節点に入力された物体力を確認できます。同一節点に入力された物体力は、モデルビューおよびテーブルでそれぞれの係数に対する荷重がすべて表示されます。
オペレーション
既に入力された節点の集中荷重を修正する場合は、ダイアログボックス下部のリストで該当する荷重条件を選択し、上部の入力欄で修正した後、「修正」ボタンをクリックします。入力済みの節点集中荷重を削除する場合は、ダイアログボックス下部のリストから該当する荷重条件を選択し、「削除」ボタンをクリックします。