機能
- PC鋼材に導入されるプレストレス荷重(緊張力)を定義します。
- この荷重は、非線形特性を持つ材料を用いた解析には使用できません。
経路
- メインメニュー:[荷重]タブ > [荷重タイプ]プレストレス > [プレストレス] > [PC鋼材のプレストレス荷重]
入力
PC鋼材のプレストレス荷重 ダイアログ・ボックス
荷重ケース名
荷重ケース選択欄で、荷重ケースを指定します。 荷重ケースを追加、修正、または削除する必要がある場合は、右側のボタンをクリックして、静的荷重ケースダイアログを開きます。
荷重グループ名
PC鋼材のプレストレス荷重を適用する荷重グループを指定します。 新しい荷重グループを追加するか、既存の荷重グループを修正または削除が必要な場合は、右側の ボタンをクリックします。
緊張力を導入するPC鋼材の選択
プレストレス荷重を適用するPC鋼材を選択します。 PC鋼材リストから該当するPC鋼材をマウスで指定し、をクリックして選択します。 選択済みPC鋼材を除外したい場合は、
をクリックします。
緊張力
PC鋼材に導入する緊張力の大きさを定義します。 PC鋼材の緊張位置は、始点、終点、または両方が選択可能です。
応力: 応力単位(単位面積あたりの力)で入力
力 :力の単位で入力
1番目緊張:両端でプレストレスを行う場合、最初にプレストレスする端を指定します。始点を選択すると、PC鋼材の始点で先に緊張し、終点を選択するとPC鋼材の終点で先に緊張します。両方を選択すると、PC鋼材の両端を緊張します。
始点 : PC鋼材の始点での緊張力
終点:PC鋼材の終点での緊張力
両方 : PC鋼材の両端での緊張力
プリテンション荷重タイプの場合、1番目緊張のオプションが適用されないため、どのオプションを選択しても解析結果に影響はありません。
充填: n ステージ後
PC鋼材に緊張力を導入した後、シースにグラウトを充填する時期を定義します。緊張力が導入された後、n ステージ目でグラウトを充填すると、断面性質を計算する際に換算断面積を用いますが、ここではその換算断面積が適用されるタイミングを決定します。
選択したPC鋼材をプレストレスト荷重とともにPC鋼材リストに追加するには、「追加」ボタンをクリックします。プレストレストデータを修正するには、PC鋼材を選択し、データを変更した後に「修正」ボタンをクリックします。不必要なPC鋼材を削除するには、PC鋼材を選択して「削除」ボタンをクリックすると、リストから削除されます。