概要
増分解析と保有水平耐力算定に必要なひび割れ関連オプションを設定します。
実行方法
リボンメニュー:設計条件 > 2次設計 > ひび割れ
詳細説明
■ ひび割れの考慮
RC部材について、ひび割れによる剛性低下を考慮するかを選択します。
デフォルト:考慮する
■ Mc算定
曲げひび割れ強度算定時の係数、コンクリート強度の考慮方法を選択します。
デフォルト:係数 0.56, √cβ
■ スラブの考慮
Mc算定時のスラブ考慮
曲げひび割れ算定時に、スラブを考慮して断面係数を算定するかを選択します。
デフォルト:考慮する
σy算定時スラブ考慮
曲げひび割れ発生時の剛性の低下率(αy)にスラブ筋を考慮するかを選択します。
デフォルト:考慮する
■ 降伏時の曲げ剛性低減率の算定式
梁・柱の曲げひび割れ発生後の剛性低下率の式を選択します。
1 : αy = {0.043 + 1.64・n・Pt + 0.043(a / D)+ 0.33η }・(d / D)^2 ・・・(2.0 ≦ a / D≦ 5.0 )
2 : αy = {-0.0836 + 0.159・a / D + 0.169η }・(d / D)^2 ・・・(1.0 ≦ a / D < 2.0 )
※ 梁の場合は、η=0 を適用します。
デフォルト:a/Dを用いた <方法-1> 又は <方法-2> 式を使用