midas Drawingの基本的な使用法は、通常のプログラムと同一です。
■ マウス
一般的な入力道具で、作業外の領域を選択またはビューを調整する時に使用します。
■ キーボード
一般的な情報の入力またはコマンドの入力またはエイリアスの入力に使用します。
マウスの操作
マウスは、最も一般的な入力ツールとしてmidas Drawingで図面の作成および編集に最も多く
使用される不可欠なツールです。
midas Drawingでマウスの主な用途は、次の通りです。
■ コマンドの実行
ツールバーまたは標準メニューにあるアイコンをクリックして、midas Drawingコマンドを実行
します。
■ 座標または方向の指定
作図領域で座標や方向の指定が必要な場合、マウスを利用して座標や方向を指定します。
■ ズーム及び焦点の移動
画面の表示を制御するため画面の拡大及び縮小、焦点の移動をします。
■ オブジェクトの選択
コピー、移動、回転、削除などの図面の編集や色の変更などプロパティ管理のためにオブジェ
クトを選択します。
■ コマンドの実行
左クリックはコマンドアイコン、コントロールの指示、座標と方向の指定、オブジェクトの選
択に使用します。
■ ホイールボタン (画面調整用ボタン)
ホイールを回転して画面の拡大縮小などのズーム機能を実行します。
ホイールを押したままマウスを移動すると、画面の焦点が移動します。
■ 右クリック(ショートカットメニュー)
右クリックをしてショートカットメニューを表示します。
設定によってはEnter機能としても使用できます。
操作用語と表示方法
■ クリック
マウスの左ボタンを軽く1回押す動作を指します。
コマンドを実行する時のコマンドアイコンの選択、マウスによる座標指定、オブジェクト編集
のためのオブジェクト選択、ダイアログボックスでのボタンの選択などに使用されます。
■ ダブルクリック
マウスの左ボタンを連続で2回押す動作を指します。
素早く2回押してください。
例えば、カーソルをオブジェクトの上においてダブルクリックすると、オブジェクトのプロパ
ティダイアログボックスが表示されます。
■ ドラッグ(Drag)
マウスの左ボタンを押したまま目的の場所に移動させることをいいます。
グリップの状態で移動や回転などをする際に使用します。
■ ドラッグ&ドロップ(Drag & Drop)
マウスの左ボタンを押したまま目的の場所に移動し、放すことをいいます。
例えば、情報タグを作図領域に持ってくるときなどに使用します。
■ ショートカットメニュー
マウスの右ボタンを押した際に表示されるメニューを指します。
マウスの右ボタンをクリックすると、次のようなショートカットメニューが表示されます。
このメニューの表示内容はオブジェクトの選択状況によって異なります。
メニューから実行する項目を選択して実行します。