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Common Parameter 作成 編集

設計規準オプション

機能

  • 鋼部材設計の規準を指定します。
  • 設計に使用する設計断面力の種類やせん断応力度と設計断面力の算出方法など、設計全般のオプションを設定します。

 

経路

メインメニュー:[部材設計]タブ > [タイプ : 鋼部材設計] > [設計情報データ]グループ > [設計規準オプション]

 

入力

設計規準オプション ダイアログ ボックス

 


設計規準

使用する設計規準を選択します。

Japan Road Ⅱ-H14

平成14年の道路橋示方書 Ⅱ鋼橋編に基づいて、鋼部材の応力度を照査します。

Japan Road Ⅱ-H24

平成24年の道路橋示方書 Ⅱ鋼橋編に基づいて、鋼部材の応力度を照査します。

 


設計計算オプション

せん断応力度と設計断面力の算出方法を指定します。

せん断応力度の算出

解析結果を出力するステップを指定します。

せん断流れ理論

せん断流れ理論に基づいてせん断応力度を算出します。フランジのせん断応力度を考慮する際はせん断流れ理論を選択します。

NOTE.png せん断流れ理論による算出式

ここに、

qi:照査位置におけるせん断流

Sz:断面z軸(鉛直軸)方向のせん断力

Sy:断面y軸(水平軸)方向のせん断力

Iz:断面図心におけるz軸(鉛直軸)に対する断面二次モーメント

Iy:断面図心におけるy軸(水平軸)に対する断面二次モーメント

kyi:照査位置における垂直せん断流関数

kzi:照査位置における水平せん断流関数

ti:照査位置における板厚

 

平均せん断応力度

せん断力をウェブの断面積を割って、せん断応力度を算出します。

 

設計断面力の算出

軸方向力と曲げモーメントを受ける部材の照査において、軸方向力が圧縮の場合、橋軸および弱軸まわりの付加曲げモーメントの影響を考慮するための係数(αy、αz)の算出方法を指定します。

 NOTE.png 軸方向力が圧縮の場合の照査式

 

微小変位理論

微小変位理論によって設計断面力を算出し、オイラー座屈応力度からαy、αzを算出する際に使用します。

NOTE.png αy、αzの算出式

ここに、

σey, σez:それぞれ強軸及び弱軸まわりのオイラ―座屈応力度

 

有限変位理論

有限変位理論によって設計断面力を算出し、αyとαzを1.0とする場合に使用します。

 


設計断面力

鋼部材設計で使用する断面力の種類を指定します。

NOTE.png 設計で使用する断面力は、「結果> タイプ:一般> 荷重組合せ」の「鉄骨設計」タブで設定した荷重組合せから算出します。

同時性断面力(エンベロップ) 

「荷重組合せ>鉄骨設計」で設定した荷重組合せから、12個の同時性の断面力を用いて部材設計を行います。活荷重解析や動的解析など、断面力の成分別に最大・最初の断面力が発生する時刻や載荷状態が異なる場合に使用します。

最大/最小(エンベロップ)  

「荷重組合せ>鉄骨設計」で設定した全て荷重組合せの中から、最大/最小の断面力を用いて部材設計を行います。

全ての荷重組合せ

「荷重組合せ>鉄骨設計」で設定した全ての荷重組合せの断面力を用いて部材設計を行います。

 


計算書の出力

出力する計算書種類を選択します。

許容応力度の算出式

道示Ⅱ鋼橋編に基づく許容応力度の算出式を出力します。

 

要約計算書

照査結果だけを要約して出力します。

 

詳細計算書

許容応力度の算出過程など、部材設計の計算過程を詳細に出力します。

 

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