機能
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支間情報は、断面の変化や鉄筋の情報を入力するため、また有効幅を自動生成するために必要です。
この支間情報には、端部支持および内部支持の数や位置、さらに各径間の長さに関する情報が必要です。しかし、プログラムはこのような直感的な情報を認識できないため、支間情報をプログラムが理解できるように、支間または桁を構成する要素を含む支間情報を定義する必要があります。
経路
- メインメニュー：[ウィザード]タブ > [PC橋] > [PC桁]> [支間情報]
入力
支間名
支間の名称を入力します。
要素割当
選択による : 支間を構成する要素をモデルビューで直接選択します。
番号：支間を構成する要素番号を直接入力します。
要素を選択または要素番号を入力した後、ボタンをクリックすると、支間を構成する要素の番号、要素の長さ、支点情報などがテーブル形式で表示されます。選択された要素のi端に支持が定義されている場合、テーブルの支持欄には自動的に"I"が表示されます。橋梁の支点が支持以外の境界条件で定義されている場合には、該当位置の要素に対して直接支持位置をIまたはJから選択する必要があります。
ここで、支間を構成する要素は、要素の方向、すなわち要素座標系のx軸方向が一定でなければなりません。支間に含まれている要素の座標軸を変更する場合や、要素を削除する場合には、支間情報全体が削除され、再度支間情報を定義する必要があります。
支間長：選択された要素の長さの合計で、支間の長さ情報が表示されます。
実支間長：要素長さの合計を利用せず、ユーザーが支間長さ情報を別途指定する場合、断面変化および鉄筋情報の入力、有効幅の自動計算などで、橋梁の始点から特定位置までの距離を計算する際には、要素長さの合計ではなく、ユーザーが入力した支間長さ情報を利用します。 ユーザーが入力した支間長さ情報を利用する場合、橋梁の始点から特定位置までの距離は次の方法で計算されます。
構造中心からの方向
T型断面の有効幅を計算する際、このオプションを選択して各側のフランジの位置を明確にします。T型断面の両フランジのうち、どのフランジが片持ち側で、どのフランジが内側フランジであるかを区分して有効幅を計算するためです。そのため、支間の重心から橋梁の内側に向かう方向に一致するy軸の符号を選択します。
桁情報
番号：定義された桁の順番
名称：定義された桁の名前
要素リスト：定義された桁に含まれる要素のリスト