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PSC Bridge Option 作成 編集

PC桁 - 有効幅減少係数

機能

  • PC箱桁断面(1Cell, 2Cell, nCell, nCell2) 及びTee桁断面の有効幅を自動計算します。1つの要素で I、J端の有効幅がそれぞれ異なる場合には、各位置の有効幅を分離して計算します。

  • 支間情報で定義されているガーダーの断面に対し、自動的に有効幅を考慮した断面の曲げ剛性(Iyy)と中立軸を計算します。新しく計算された剛性及び中立軸と元の断面の剛性及び中立軸との比を求め、既存の境界条件>その他>有効幅減少係数のデータを生成します。

  • 計算された有効幅減少係数は新しい境界条件グループ (WZ-EW-#)に含まれます。

 

経路

  • メインメニュー:[ウィザード]タブ > [PC橋] > [PC桁]> [有効幅減少係数]

 

入力

 

有効幅減少係数ダイアログ・ボックス

 


設計基準 

有効幅の計算を行う際に使用する設計基準を選択します。現在、2010韓国道路橋設計基準(KR-KSCE10)、2011韓国鉄道設計基準(KR-KSCE_RAIL11)、2005韓国道路橋設計基準(KR-KSCE05)、日本道路橋示方書(JIS-Civil)、中国道路橋設計規準(JTG D62-2004)、AASHTO LRFD、Eurocode(EN1992-2:2006)などが使用可能です。

 


bs と bfの計算

正解法:「a, c」区間内においてbm/bの線形変化を考慮します。 (2005年道路橋設計基準参考)

近似法:「a, c」区間内におけるbm/bの線形変化は考慮しません。bs、bf値のみを使用して有効幅を計算します。 (2005年道路橋設計基準参考)


減少係数

計算された有効幅の値に減少係数を適用します。有効幅に減少係数を適用した値が全幅より大きい場合は、全幅を使用します。


中立軸の変化を考慮

有効幅を考慮した図心軸の変化を反映することの可否を選択します。計算された結果は、有効幅減少係数テーブルで z_top および z_bot のスケールファクターとして出力されます。


断面性能表示...

有効幅を考慮した剛性計算の結果をテキストファイルとして出力/保存します。

 

有効幅を考慮した各要素の剛性比と変更された図心の位置

 

有効幅を考慮した各要素の剛性比

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