機能
- 水和過程で発生する熱量をモデリングするための方法として、コンクリートの発熱特性を入力します。
経路
メインメニュー:[荷重] タブ > [荷重タイプ:水和熱] > [水和熱解析データ] グループ > [発熱関数] > [発熱関数]
入力
発熱関数 ダイアログボックス
追加:新規に発熱関数を入力
修正:既に入力された発熱関数を修正
削除:既に入力された発熱関数を削除
閉じる:ダイアログボックスを閉じる
関数タイプ:発熱関数の形態を選択
定数:外気温度を一定温度と定義
規準:サイン関数形態で外気温度を定義
ユーザー:ユーザーが時間による外気温度を直接入力
1.「定数」を選択した場合
関数名:発熱関数の名称を入力
発熱:コンクリートの水和発熱による単位時間当たりの単位体積の内部発熱量
2.「規準」を選択した場合
規準で定義されている断熱温度上昇式を利用します。断熱温度上昇に影響を与えるいくつかの要因の中から、セメントの種類 , 単位セメント量 , 混和材の使用および打設温度などの影響を考慮した係数を入力します。
関数名:発熱関数の名称を入力
最大断熱温度の上昇量(K):最大断熱上昇温度
反応速度係数(a):反応速度係数
コンクリートデータを使用:コンクリート情報を入力して、最大断熱上昇温度と反応速度係数を自動計算
セメントの種類:セメントの種類
温度:打設温度
セメント量:単位セメント量
3.「ユーザー」(発熱) を選択した場合
発熱関数を直接定義できます。発熱関数は、発熱または温度の2つのケースについてテーブル形式で入力できます。
発熱:コンクリートの水和発熱による単位時間当たりの単位体積の内部発熱量
温度:コンクリートの断熱温度。発熱量を求めるためには断熱温度を微分し、比熱と密度をかける過程を経なければなりません。実験によりコンクリートの発熱特性を入力する場合に測定した温度をすぐに入力して発熱特性を定義できるように機能を追加しました。