概要
モデルについての情報を記入します。
実行方法
リボンメニュー:情報 > モデル制御 > 構造層高計算用距離
詳細説明
基本情報タブ
■ 構造種別
RC造かS造か選択します。
■ ルート判定
ルート判定 | X/Y方向別に計算ルートを指定します。自動判定か、直接指定を選択します。 |
層間変形角制限値 | 層間変形角の制限値を指定します。この数値を超えた時点で解析は止まります。 |
なお、各選択肢と、各構造種別の設計ルートへの対応は下記の通りです。
RC造 |
ルート1-1(RC造:1)→ルート1 ルート1-2(RC造:1)→ルート1 ルート2-1(S造:2)→ルート2-1 ルート2-2(S造:2)→ルート2-2 ルート3→ルート3 |
S造 |
ルート1-1(RC造:1)→ルート1 ルート1-2(RC造:1)→ルート1 ルート2-1(S造:2)→ルート2-1 ルート2-2(S造:2)→ルート2-2 ルート3→ルート3 |
■ モデル情報
[ルート判定用データ表示]ボタンをクリックすると「ルート判定用データ」が表示されます。
基本的には自動計算で、解析モデルに基づいて計算ルートを判定するときに用いられる数値を
算出します。
自動計算のチェックをはずし直接入力することが可能です。
詳細情報タブ
■ 構造階高計算用距離
梁天端間距離と構造階高との差を設定する機能です。<計算解説書> デフォルトでは、大梁と基礎梁の平均せいの半分を構造階高計算用距離として自動計算します。
「Auto」 のチェックをはずすと「意匠/構造層中心間の距離(m)」に入力した数値に従って各部材のレベルが移動します。
移動距離計算用/適用
層レベルごとに一括適用 | 所属層毎に一括で距離を指定します。 |
梁のレベル毎に区分 | 各梁のレベル毎に距離を指定します。 |
構造新移動をしない | 構造芯移動をしません |
傾斜梁を移動距離計算に考慮
考慮する | 移動距離計算時に傾斜している大梁の梁せいとレベル移動を考慮します。 |
考慮しない |
移動距離計算時に傾斜している大梁の梁せいとレベル移動を考慮しません。 |
■ 構造中心直接指定
一般的にS造等で通り芯と構造芯にズレが有る場合に使用します。
毎に構造心を移動させる場合は[移動]を使用します。
■ 層別構造種別
各層の構造材料配置状況と構造種別を確認します。
各層にRC造とS造が混在している場合には構造種別を指定することが可能です。