概要
杭基礎や独立基礎の偏心曲げの考慮や杭頭曲げ戻し応力を直接指定します。基礎をeGenでモデ
ル化しない場合に利用します。
実行方法
リボンメニュー:荷重 > 荷重詳細制御 > 杭応力直接入力
コマンド:PSU
詳細説明
目的
偏心曲げ、杭の曲げ戻し応力の入力
入力対象
節点
注意事項
ここで指定された基礎による応力は地中梁のみを考慮したモデルで解析します。地中梁に発生
する応力は自動で地中梁の断面算定に考慮されます。偏心距離を入力すると四点反力に偏心距
離を乗じた偏心曲げが自動で考慮されます。杭頭曲げ戻しモーメントは地中梁芯位置における
モーメントを入力します。
操作方法
1. 支点反力
支点選択ボタンを押し、支点を選択すると支点の節点番号が自動で入力されます。
2. 杭偏心距離
杭が支点に対して偏心している場合に、その偏心距離(m)を入力します。
3. 施工誤差
杭の施工誤差を入力します。
4. 杭曲げ戻しモーメント
各荷重ケースに対して杭の曲げ戻しモーメント(kNm)を入力します。方向は全体座標系X, Yの右ねじ方向が正となります。「正負方向を別途入力」にチェックを入れることで、地震荷重と風荷重の正負方向それぞれ別に値を入力できます。チェックを入れない場合は正方向に入力した値の負値が、負方向に考慮されます。