概要
接合部の断面算定に必要な関連オプションを設定します。
実行方法
リボンメニュー:設計条件 > 1次設計 > RC > 接合部
詳細説明
短期許容応力度設計
■ 短期設計用せん断力算定方法[検証例]
設計用せん断力の算定式を選択します。
デフォルト:下式の中で小さい方で算定
■ スラブ筋の考慮
スラブ筋は、取り付くスラブの片側 1000 mm の範囲を考慮して My を算定します。
デフォルト:考慮しない
■ 設計用せん断力割増率[検証例]
設計用せん断力割増率を設定する場合に入力します。
デフォルト:1.0
■ ト形, L形許容せん断力低減係数[検証例]
短期許容せん断力式において、梁の水平投影定着長さが0.75Dを下回る場合に、低減係数を設定します。
デフォルト:1.0
終局強度設計
接合部の終局時検討の方法を選択します。
デフォルト:終局強度使用
考慮しない
終局時の検討を行いません。
終局強度使用
接合部に取り付く柱耐力と梁耐力を比較し、降伏形式を判定した上で設計用せん断力を算定します。
Ds算定時応力使用
Ds 算定時の応力状態を使用し設計用せん断力を算定します。
■ 部材応力割増率
柱梁接合部の設計用せん断力の割増係数で、1.1 以上の数値を設定します。
デフォルト:1.1
■ 柱有効高さ係数
接合部の形状による、係数以外にト形・L形時の柱の有効せいを低減する係数となります。
デフォルト:0.75 (ト形・L形時のみ)