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詳細制御 作成 編集

荷重増分

概要

静的増分解析における、荷重 ・ 解析の設定を行います。

 

実行方法

リボンメニュー:解析/設計 > 詳細制御 > 荷重増分

 

詳細説明


■ 初期荷重
静的増分解析の 1 st Step の段階で考慮しておく初期荷重を既存の荷重ケースから設定します。
デフォルト:DL + LL 倍率 × 1

 

■ 初期荷重で部材降伏時解析中断
初期荷重で部材が降伏している場合に増分解析を中断するかを選択します。
チェックありの場合、初期荷重で部材が降伏している場合に増分解析を中断します。
チェックなしの場合、初期荷重で部材が降伏していても増分解析を続行します。
デフォルト:解析中断

 

■ 静的増分解析荷重ケース増減係数
静的増分解析での地震層せん断力Qudの増減係数を設定します。
デフォルト: 1.00

 

■ 増分方式
増分方式として、荷重制御か変位制御を選択します。
変位制御の場合、全体並行変位 / 代表節点の変位の 2 通りの設定が可能です。
デフォルト:荷重制御

 

■ 荷重制御オプション
増分方法を荷重制御とした場合に、荷重増分の制御方法を選択する事が出来ます。
自動 Step 制御は、線形の範囲を粗く刻み、非線形の範囲を細かく刻む方法です。
等分割は、常に一定の荷重増分量で Step を刻みます。
デフォルト:自動 Step 制御

 

■ 収束計算制御
収束計算条件を設定します。

収束失敗を許容
許容する場合、不平衡力は次 Step に考慮します。
許容しない場合、収束できない場合は解析を終了します。
デフォルト:収束失敗を許容する

最大サブステップ数
収束計算を行う場合のサブステップ数を設定します。
デフォルト:10

最大繰り返し回数
収束計算の最大回数を設定します。
デフォルト:10

収束判定条件
変位制限/荷重制限/エネルギー制御の 3 通りから判定条件を選択可能です。
デフォルト:変位制限 0.001

 

■ 除荷時の処理
除荷時の剛性処理を選択できます。
デフォルト:非線形弾性

 

■ 降伏後の剛性低減率
塑性ヒンジの発生後の回転剛性を設定します。0 は、ピンとなります。
デフォルト:1 / 1000

 

■ 解析結果出力オプション
静的増分解析結果(変位・応力結果)を、最終ステップのみ出力するか全ステップ出力するか選択します。
Q – δ 曲線は、全 Step のせん断力を記録します。
デフォルト:最終ステップの結果のみ出力

 

■ 静的増分解析 加力方向
静的増分解析における解析の加力方向の選択を行います。
デフォルト:全加力方向
 

 

 

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