機能
- 照査対象の曲げとせん断に対する照査結果をコンター図で表示します。
- 曲げ耐力、曲率、せん断の照査結果をコンター図で確認します。
経路
メインメニュー：[耐震照査]タブ > [タイプ : 動的耐震照査] > [結果]グループ > [3D結果] > [部材照査結果]
入力
部材照査結果図 ダイアログバー
照査ケース
”耐震照査パラメータの設定”で定義した照査ケースを選択します。
照査項目
[パラメータ] グループ > [照査設定]で設定した照査項目の中から、曲げ照査設定、せん断照査設定の照査結果をコンター図で確認します。
・曲げ耐力：Mmax / My [Mu]
上部構造グループとユーザー設定グループに対して、曲げ耐力の照査結果をコンター図で表示します。
・曲率：φmax / φy [φa]
全ての照査グループに対して曲率の照査結果をコンター図で表示します。
・せん断：Smax / Ps
全ての照査グループに対してせん断の照査結果をコンター図で表示します。
応答の方向
照査する照査項目(曲げモーメント、曲率、せん断力)の符号を指定します。
最小(-)
最小値(正符号の応答値)で照査します。
最大(+)
最大値(負符号の応答値)で照査します。
最大絶対値
最大絶対値で照査します。
表示形式
出力形式を次のように指定します。
1．コンター図
照査結果をコンター形式で表示します。
範囲 : コンターの範囲を定義します。
範囲調整 : コンター輪郭の色の分布範囲を割り当てます。この機能を使用すると、特定の範囲に
特定の色を割り当てることができます。
コンター図の最小/最大値の範囲が結果値の最小/最大より大きい場合があります。コンター図範囲の値が結果値を超えると、ランク0およびランク11に入力されます。
色数 : コンターの色数を制御します（6、12、18、24色から選択）。
色相 : コンターの色を制御します。
色相表 : カラーの種類を指定します。
色相表の調整 : コンターの区域別の色を指定します。
コンター図の反転 : コンターの色の変化順序を反転します。
コンターライン : コンターラインの色を指定します。
要素エッジ : 要素エッジの色を指定します。
コンター図オプション : コンター図の表示オプションを指定します。
塗りつぶし
グラデーション : コンターの色の変化をスムーズに表示します。
コンターラインの表示 : コンター色の境界をラインで表示します。
塗りつぶしなし
コンターラインのみを表示します。
単色線 : コンターラインをモノグロカラーで表示します。
コンター値の表示
コンターの範囲を示す凡例または注釈が表示されます。
間隔 : 凡例または注釈の間隔を指定します。
コンター図の高速表示 (大型板/ソリッド要素に適用)
コンター図を示すのに必要な時間を短縮するために、板またはソリッド要素の大型モデルに対して
単純化されたコンター図を表示します。
2．凡例
作業ウィンドウの右または左に、照査結果(応答値/許容値)の参照を表示します。
凡例の位置 : 作業画面における凡例の表示位置を示します。
数値表示形式 : 凡例の値のタイプと小数点以下桁数を指定します。
3．数値
照査結果(応答値/許容値)の値を作業画面に表示します。
数字のフォントと色は、”ディスプレイオプション”で設定できます。
小数点以下桁数 : 表示する数字に小数点以下の桁数を指定します。
指数 : 指数形式で表示します。
最小 & 最大 : 最大値と最小値を表示します。
最大絶対値 : 最大絶対値を表示します。
最大 : 最大値のみを表示します。
最小 : 最小値のみを表示します。
制限値(%) : 選択した最大や最小値に対する照査結果(応答値/許容値)の画面表示の制限を設定します。
傾斜角度 : 数値を表示する角度を指定します。
デフォルトの小数点以下桁数は、「プロジェクト>プレファレンス」で制御できます。
傾斜角度 = 0 の場合、数値を節点または要素の右側に水平に表示します。
ここでの角度は反時計回りを基準とし、数字の読みやすさを向上させるために使用します。
数値を表示する断面
照査結果(応答値/許容値)を数値で出力する位置を指定します。
I : 梁要素の始節点(N1)で発生する照査結果(応答値/許容値)を数値で表示します。
J : 梁要素の終節点(N2)で発生する照査結果(応答値/許容値)を数値で表示します。
最大値 : 梁要素(4断面)の5ポイントにおける照査結果(応答値/許容値)の内、最大絶対値を梁要素の中央で数値で表示します。
全て : I端、中央、J端における値を同時に表示します。
: 部材照査結果をコンター表示します。
: ダイアログバーを閉じます。