機能
- 部材の曲げ照査結果をテーブルで表示します。
- 曲げ耐力、曲率に対する照査結果を出力します。
経路
メインメニュー:[耐震照査]タブ > [タイプ : 動的耐震照査] > [結果]グループ > [結果テーブル] > [曲げ照査結果]
入力
結果テーブルではデータの変更や削除ができません。
対象グループ:照査グループの名称、例えば “G1[P1]”
部材グループ:下部構造グループの構成部材グループ、例えば “C1”、上部構造の場合には"-"
部材:グループに属する要素
部材方向:当該照査ケースで照査する部材の要素座標系の方向
◎曲げ耐力照査
応答モーメント:要素の塑性判定位置(i端、中央、j端)における応答モーメントの最小と最大
1波、2波、3波:照査ケースで定義した動的荷重ケースの応答モーメント(最大3波)
平均:1波~3波の応答モーメントの平均値
許容モーメント:要素の許容モーメント
部材のM-φ非線形特性は要素のi端、中央、j端で同じ値を持ちます。
1. RC部材の場合
Mc:ひび割れ時のモーメント
My:鉄筋降伏時のモーメント
Mls:限界状態時のモーメント
照査:応答値≤許容値、”OK”と”NG”で表示
◎曲率照査
応答曲率:要素の塑性判定位置(i端、中央、j端)における応答曲率の最小と最大
1波、2波、3波:照査ケースで定義した動的荷重ケースの応答曲率(最大3波)
平均:1波~3波の応答曲率の平均値
RC部材は最小と最大別に符号付きで平均し、鋼製部材は最大絶対で符号無しで平均します。
許容曲率:要素の許容曲率
部材のM-φ非線形特性は要素のi端、中央、j端で同じ値を持ちます。
1. RC部材の場合
φc:ひび割れ時の曲率
φy:鉄筋降伏時の曲率
φls:限界状態時の曲率
φa:許容曲率
2. S[SRC]部材の場合
φyc:圧縮ひずみが降伏ひずみに達するときの曲率
φyt:引張ひずみが降伏ひずみに達するときの曲率
φa:許容曲率
照査:応答値≤許容値、”OK”と”NG”で表示