機能
- 平面荷重に入力する荷重の形式と大きさを定義します。ここで、定義された平面荷重は、平面荷重の指定を使って構造物に入力します。
- 平面荷重は、板要素やソリッド要素を使用したモデルの任意位置に荷重を入力する機能です。この機能を利用すると、荷重の入力を考慮して、節点の位置を決める必要が無くなり、大変便利です。
- 入力された荷重は、板要素またはソリッド要素の剛性によって、隣接する節点の節点荷重に置き換えられます。
経路
メインメニュー：[荷重] タブ > [タイプ：静的荷重] > [圧力荷重] グループ > [平面荷重の指定] > [平面荷重形式の設定]
入力
平面荷重形式の設定 ダイアログボックス
平面荷重の形式 & 解説
名称：平面荷重の名前を入力します。構造物に荷重を載荷するAssign Plane Loads機能で定義されているPlane Load Typeを識別するために使用されます。
解説：荷重条件に対する簡単な説明文を入力
平面荷重
“平面荷重の指定” ダイアログで定義する任意の荷重の載荷面上の x , y 位置で荷重の大きさを入力して、形態を定義します。
荷重タイプ
集中，ラインおよび平面の中から荷重タイプを指定します。
集中荷重
x, y：荷重載荷面上で集中荷重を載荷する位置の x , y 座標
荷重載荷面は、平面荷重の指定 ダイアログで 3 点 を指定して定義します。
力 : 集中荷重の大きさ
モーメント：集中モーメント荷重の大きさ
ライン荷重
等分布：定義するライン荷重が等分布の場合にチェックオン
タイプ：ライン荷重の種類を指定
x1 , y1：荷重載荷面上でライン荷重が始まる位置の x , y 座標
x2 , y2：荷重載荷面上でライン荷重が終わる位置の x , y 座標
荷重：各位置におけるライン荷重の大きさ
荷重載荷面は、“平面荷重の指定” ダイアログで 3 点を指定して定義します。
平面荷重
等分布：定義する面荷重が等分布の場合にチェックオン
点：面荷重を載荷する位置を定義するための点の数
x1 , y1：荷重載荷面上で面荷重が載荷される多角形の１番目の頂点位置
x2 , y2：荷重載荷面上で面荷重が載荷される多角形の２番目の頂点位置
x3 , y3：荷重載荷面上で面荷重が載荷される多角形の３番目の頂点位置
x4 , y4：4 点を選択した場合、最後の頂点の荷重載荷面上の位置
荷重：各頂点の位置での面荷重の大きさ
面荷重載荷領域を定義する多角形の頂点は、時計回りまたは反時計回りに一定の順序で指定する必要があります。
平面座標系を全体座標系と一致させたり、平面座標系と同じようにユーザー座標系(UCS)を定義すれば、マウスエディタ機能と点グリッドを利用して最終の載荷位置を簡単に入力することができます。
x-方向コピー
定義した平面荷重を平面座標系 x軸方向にコピーして、同時に載荷するためにコピー距離を入力します。
y-方向コピー
定義した平面荷重を平面座標系 y軸方向にコピーして、同時に載荷するためにコピー距離を入力します。
ダイアログボックスの項目を入力した後、 ボタンをクリックすると、入力内容を反映した平面荷重の形式が追加され、リストに並びます。リストで指定した平面荷重の形式を修正するには、
ボタンを、削除するには
ボタンをクリックします。