機能
- 床荷重を考慮する荷重条件と床荷重の大きさを定義します。
- ここで定義された床荷重は、“床荷重の指定” コマンドを通じて構造物に入力されます。
- 一般的に、固定荷重 , 活荷重そして屋根荷重 , 雪荷重などの床荷重は、荷重条件と大きさは異なりますが、載荷領域は同じ場合がほとんどです。したがって、床荷重を載荷するたびに、毎回荷重載荷状態と載荷領域を交互に指定する手間を省くため、床荷重の定義過程と構造物に入力する過程を別のコマンドとして区分しています。
経路
メインメニュー:[荷重] タブ > [タイプ:静的荷重] > [圧力荷重] グループ > [床荷重の指定] > [床荷重タイプの設定]
入力
床荷重タイプ設定 ダイアログボックス
Case 1 床の荷重条件を新規で定義または追加する場合
次の事項を入力し、‘追加’ ボタンをクリックします。
床荷重タイプ名 & 解説
名称:床荷重名
この名称は、“床荷重の指定” コマンドで床荷重を構造物に入力する時、この機能によって定義された荷重条件を呼び出すのに使用します。一般的に、部屋の用途別の名称 (オフィス、屋上など) を入力します。
解説:簡単な説明文を入力します。
床荷重 & 荷重ケース
荷重条件を指定し、該当する床荷重の大きさを入力します。
荷重ケース:荷重ケースを選択
床荷重:床荷重の大きさを単位面積当たりの荷重で入力
:“プレファレンス” の ‘荷重’ であらかじめ指定した床荷重を利用して単位面積当たりの荷重を入力します。“床荷重の指定” 機能の図3を参照して入力符号に注意する必要があります。
小梁の重量:仮想の小梁を適用する場合、仮想の小梁の自重を含むか否かを指定します。(“床荷重の指定” Note参照)
Case 2 既に定義されている床の荷重条件を修正する場合
ダイアログボックスの下部にある荷重リストから該当項目を選択し、上部の入力欄で修正してから ‘修正’ ボタンをクリックします。
Case 3 既に定義されている床の荷重条件を削除する場合
ダイアログボックスの下部にある荷重リストから該当項目を選択し、‘削除’ ボタンをクリックします。