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Forces 作成 編集

合力図

機能

  • 合力の断面機能を使用して、桁に沿って定義された複数の仮想断面で合力を確認します。板/平面応力要素と梁/トラス要素で構成される断面の合力は、静的荷重、沈下荷重、移動荷重 (AASHTO 標準/LRFD、ユーロコード、BSCODE 5400 および 3701、カナダ、PENNDOT、オーストラリア、台湾)、応答スペクトル荷重、および施工段階荷重に対して確認できます。

NOTE.png

移動荷重と板要素からなるモデルファイルの場合、合力計算に同時性の断面力を使用します。

 

経路

メイン メニュー:[結果]タブ > [タイプ : 一般] > [結果表示]グループ > [断面力] > [合力図]

 

入力

合力図ダイアログボックス

 


荷重ケース/組合わせ

希望する荷重条件や荷重の組み合わせ条件を選択します。

荷重の組合わせを新規入力、修正、または追加する場合は、右側の....pngボタンを利用します(”結果>タイプ:一般>荷重組合せ>荷重組合せ”を参照)。

NOTE.png(1)

一般、鋼およびコンクリート荷重の組み合わせタブでADDおよびEnvelopeタイプに対する結果力ダイアグラムを使用することができます。 ABSおよびSRSS荷重の組み合わせタイプは、この機能には適用できません。合力図は、一般、鋼およびコンクリートの荷重組合せタブの”追加”および”エンベロープ タイプ”で使用できます。ABS および SRSS 荷重組合せタイプではこの機能を適用できません。

NOTE.png(2)

移動荷重、支持沈下、エンベロープ荷重の組み合わせなどの場合に結果が最大、最小、全てで生成される場合、「全て」を選択すると、断面力の符号に関係なく断面力の絶対値で表示される合力図が生成されます。符号を反映した分布図を生成するには、[プロジェクト] > [プレファレンス] > [使用環境] > [結果] の ”荷重組合わせのタイプでエンベロープがAllの場合符号を持つ”をオンにします。

 

ステップ

解析結果を出力するステップを指定します。幾何学的非線形解析における荷重増分、および施工段階解析や施工段階別の水和列解析で定義した追加ステップを指定します。

NOTE.png 施工段階解析結果の出力で使用する施工段階は、ステージツールバーより選択できます。

 


断面力成分

確認する部材の断面力成分を選択します。

Fx : 仮想梁のローカルx軸方向の軸力

Fy : 仮想梁のローカルy軸方向のせん断力

Fz : 仮想梁のローカルz軸方向のせん断力

Mx : 仮想梁のローカルx軸まわりのねじりモーメント

My : 仮想梁のローカルy軸まわりの曲げモーメント

Mz : 仮想梁のローカルz軸まわりの曲げモーメント

NOTE.png

仮想梁のローカル軸は、常に仮想梁を囲む仮想断面の「I」端から「J」端に沿って方向が決まります。仮想梁のローカル軸の方向は、合力関数用の断面で定義された梁の両端の仮想断面の方向ベクトルを切り替えることで反転できます。

 


オプション

倍率 : モデル ウィンドウにグラフィックに表示される分布図のサイズを拡大または縮小します。

数値 : 仮想梁の断面力を数値で表示します。

反転 : 分布図の表示方向を反転します。

上側整列 : このオプションをオンにすると、合力図が仮想断面の最上位節点に沿って配置されます。このオプションをオフにすると、合力図は仮想断面の重心上に配置されます。

 


数値を表示する断面

i 端、j 端、または両端での合力値を表示します。

NOTE.png
仮想断面が節点位置にない場合は、下図のように合力図が不均一な形状で表示されることがあります。これは、節点力を使用して合力を計算するためです。不均一な図を防ぐために、仮想断面を節点位置に生成することをお勧めします。

 

RFD-1.jpg

 

RFD-2.jpg

仮想断面が要素の中間にあるときの不均一な合力図

 

RFD-3.jpg

RFD-4.jpg

仮想断面が要素端に置かれているときのスムーズな合力図

 

 

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