機能
- 既存の要素を等間隔または不等間隔でコピーまたは移動します。
経路
メインメニュー: [節点/要素] タブ > [一般] グループ > [コピー/移動] > [要素コピー/移動]
入力
要素コピー/移動 ダイアログボックス
要素コピー/移動の右側 ボタンをクリック : 要素テーブル表示
開始要素番号
節点番号
要素をコピー(または移動)して新しく生成される節点の開始番号を指定する時に使用します。この番号は、今まで使用されている節点番号 +1 に自動的に設定され、この事項を修正する場合は、 ボタンをクリックして選択事項を変更するか、直接番号を入力します。
要素番号
要素をコピー(または移動)して新しく生成される要素の開始番号を指定する時に使用します。この番号は、今まで使用されている要素番号 +1 で自動的に設定され、この事項を修正する場合は、 ボタンをクリックして選択事項を変更するか、直接番号を入力します。
モード
コピー:要素をコピーする場合に指定
移動:要素を移動させる場合に指定
コピー/移動
節点の増分
節点を利用して要素をコピー(または移動)する場合の節点増分値
コピー回数:コピー回数
等間隔
等間隔コピー(または移動)の場合に指定
dx, dy, dz
各座標系の軸方向のコピー(または移動)間隔
コピー(移動)間隔を入力するときは、各間隔を直接入力する方法と、入力欄をクリックし作業画面上でコピー(移動)距離をマウスカーソルで指定する方法があります。
回数:コピー(移動)回数
任意間隔:任意間隔コピー(または移動)の場合に指定
軸:複製(または移動)時の軸方向指定選択欄
x:ユーザー座標系 x軸方向に任意間隔コピー(移動)する場合に指定
y:ユーザー座標系 y軸方向に任意間隔コピー(移動)する場合に指定
z:ユーザー座標系 z軸方向に任意間隔コピー(移動)する場合に指定
指定:任意の軸方向に任意間隔コピー(移動)する場合に指定
距離:指定された軸方向の任意コピー(移動)間隔の個数を入力
(Ex. 5, 3, 4.5, 3@5.0, 4 = 5, 3, 4.5, 5.0, 5.0, 5.0, 4)
方向ベクトル:軸を指定と選択した場合に必要であり、任意の軸方向ベクトル値を各x,y,z軸方向成分で入力
材料番号の増分
要素コピー時の材料番号増分値
:チェックを入れると、コピーが繰り返されるたびに材料番号が与えられた増分値だけ増加コピーされます。
断面番号の増分
要素コピー時の断面番号増分値
:チェックを入れると、コピーが繰り返されるたびに断面番号が与えられた増分値だけ増加コピーされます。
厚さ番号の増分
要素コピー時の厚さ番号増分値
:チェックを入れると、コピーが繰り返されるたびに厚さ番号が与えられた増分値だけ増加コピーされます。
自由節点の削除
“移動” でのみ適用される機能で、要素移動時に既存の位置に残る節点を自動的に削除します。
交差計算
線要素にのみ適用される機能です。
節点 が選択されると、要素上に既存節点がある場合、該当節点位置で要素が分割生成されます。要素種類と関係なくすべて適用されます。
要素 が選択されると、生成される線要素と既存の線要素が交差する場合、該当交差点に節点が自動生成され、2つの線要素が分割されます。
節点属性のコピー
コピー対象要素の節点に境界条件および節点集中荷重などの、節点に関連する属性が入力されている場合に、コピー時に該当属性までコピーするかどうかを指定するのに使用されます。属性の一部のみを選択的にコピーする必要がある場合は、 ボタンをクリックします。
要素属性のコピー
コピー対象要素に関連する属性(要素荷重、要素境界条件など)が入力されているとき、コピー時に当該属性までコピーするかどうかを指定するのに使用されます。属性の一部のみを選択的にコピーする必要がある場合は、 ボタンをクリックします。
マージ計算の許容誤差
新規生成される節点と既存の節点を統合する場合は、統合するかどうかを決定する離隔距離を入力します。
要素を移動する場合、要素に接続された節点は移動せず該当位置にコピーされます。“自由節点の削除” にチェックを入れてから適用すると元の位置の節点は削除されます。