機能
- 要素を任意の対称面を基準にして対称コピーまたは対称移動します。
経路
メインメニュー: [節点/要素] タブ > [一般] グループ > [ミラー] > [要素ミラー]
ショートカットキー: [Alt] + 6
入力
要素ミラー ダイアログボックス
要素ミラーの右側 ボタンをクリック : 要素テーブル表示
開始番号
節点番号
対称コピーして新たに生成する節点の開始番号を指定するのに使用します。この番号は、今まで使用されている節点番号 +1 に自動的に設定され、この事項を修正する場合は、 ボタンをクリックして選択事項を変更するか、直接番号を入力します。
要素番号
対称コピーして、新たに作成される要素番号を指定する時に使用します。この番号は、今まで使用されている要素番号 +1で 自動設定され、この事項を修正する場合は、 ボタンをクリックして選択事項を変更するか、直接番号を入力します。
モード
コピー:要素を対称コピーする場合に指定
移動:要素を対称移動する場合に指定
対称面
対称面指定選択欄
y-z 平面:対称面が y-z平面と平行するとき
x:対称面が位置する x座標
x-y 平面:対称面が x-y平面と平行するとき
z:対称面が位置する z座標
z-x 平面:対称面が z-x平面と平行するとき
y:対称面が位置する y座標
3点で定義した面:対称面が任意平面のとき
x1, y1, z1:対称面を定義するのに必要な最初の点の x,y,z座標
x2, y2, z2:対称面を定義するのに必要な2番目の点の x,y,z座標
x3, y3, z3:対称面を定義するのに必要な最後の点の x,y,z座標
x,y,z座標を入力するときは、各座標を直接入力する方法と、その入力欄を一度クリックしてから、作業画面上で座標をマウスカーソルで指定する方法があります。
材料番号の増分:要素コピー時の材料番号の増分値
断面番号の増分:要素コピー時の断面番号の増分値
厚さ番号の増分:要素コピー時の厚さ番号の増分値
交差計算
線要素にのみ適用される機能です。
節点 が選択されると、要素上に既存節点がある場合、該当節点位置で要素が分割生成されます。
要素 が選択されると、生成される線要素と既存の線要素が交差する場合、該当交差点に節点が自動生成され、2つの線要素が分割されます。
節点属性のコピー
対称コピーする対象要素の節点に境界条件および節点集中荷重などの、節点に関連する属性が入力されている場合に、コピー時に該当属性までコピーするかどうかを指定するのに使用されます。属性の一部のみを選択的にコピーする必要がある場合は、 ボタンをクリックします。
要素属性のコピー
対称コピーする対象要素に関連する属性(要素荷重、要素境界条件など)が入力されているとき、コピー時に当該属性までコピーするかどうかを指定するのに使用されます。属性の一部のみを選択的にコピーする必要がある場合は、 ボタンをクリックします。
β-角度のミラーコピー
対称コピーまたは対称移動時の要素の属性のうち、β-角度も対称面に対して対称になるようにするかどうかを指定します。
要素座標系の反転
要素の対称コピーまたは対称移動時に要素座標系も対称面に対して対称になるようにするかどうかを指定します。
線要素の場合、β-角度は変わらず、i, j 節点(Local Direction)のみ変化します。
板要素の場合、要素生成時の節点入力順序が逆方向に切り替わります。
立体要素の場合、要素生成時の節点入力順序が逆方向に切り替わります。
マージ計算の許容誤差
新規作成される節点と既存の節点を統合する場合、統合するかどうかを決定する離隔距離を入力します。