機能
内部参照を定義します。
実行方法
メニュー:作成 > 内部参照定義
アイコン:
コマンド:DEFINEINTERNALREFERENCES
ショートカットキー:項目がありません
関連機能
コマンド
内部参照 / オプション / 外部参照(5. 挿入)/ 外部参照(7. 修正) / クリップオブジェクト移動
システム変数
項目がありません
詳細説明
縮尺領域を選択し、基準点と名前を指定して内部参照定義を作成します。
内部参照定義ダイアログボックスが表示されます。
名称
内部参照定義の名前を入力するか選択します。
名前は最大255字まで可能であり、文字、数字、スペースなどを含めて作成できます。
但し、OSまたはこのプログラムでサポートされていない特殊文字は除きます。
プレビュー
[名称]項目で既存の内部参照を選択したり、新しいオブジェクトを選択するとプレビューウィ
ンドウに表示されます。
基準点
内部参照の挿入基準点を指定します。
基本値は0.0.0です。
■ 画面上で指定
チェックすると[挿入基準点を指定]ボタン及び座標値入力欄が非活性化され、確認を押してダ
イアログボックスが閉じられた後にコマンドウィンドウを通じて挿入点が要求されます。
■ 挿入基準点を指定
ボタンを押すと挿入基準点を画面上で指定するためにダイアログボックスを一時的に閉じま
す。
ダイアログボックスに戻ると指定した挿入基準点の座標が座標欄に表示されます。
■ X
挿入基準点のX座標値を指定します。
■ Y
挿入基準点のY座標値を指定します。
■ Z
他の応用プログラムで指定された値がある場合、その値を表示します。
内部参照タイプ
内部参照定義に含める縮尺領域を指定します。
■ 縮尺領域タイプ
縮尺領域を選択して該当縮尺領域内のオブジェクトを内部参照で定義します。
オブジェクト
内部参照定義に含める縮尺領域を指定します。
■ 画面上で指定
チェックすると縮尺領域選択ボタンが非活性化され、確認を押してダイアログボックスが閉じ
られたらコマンドウィンドウを通じて縮尺領域を選択します。
■ 縮尺領域の選択
ボタンを押すとダイアログボックスが一時的にに閉じられ、画面上で縮尺領域を選択すること
ができます。
縮尺領域選択を完了したら[Enter]キーを押してダイアログボックスに戻ります。
縮尺プロパティ
定義するブロックの縮尺プロパティを設定します。
設定
内部参照の単位及び縮尺を指定します。
■ ブロック単位
内部参照の挿入単位を指定します。
■ 現在縮尺
内部参照定義の縮尺を設定します。
縮尺領域選択をすると選択された縮尺領域の縮尺プロパティによって活性化/非活性化が決まり
ます。
動作
midas information CADで内部参照は縮尺プロパティによって自動的に縮尺が変更されます。
■ XYZ縮尺を均一に設定(S)
内部参照を挿入するときに尺度の値を個別に設定するかどうかを指定します。
チェックすると内部参照挿入時単一縮尺にチェックされた状態でY縮尺値を変更できないよう
に制限します。
■ 分解を許可(P)
内部参照の分解許可の可否を設定します。
チェックすると内部参照は分解できますが、チェックを解除すると内部参照は分解できなくな
ります。
■ 内部参照オブジェクトを除外
内部参照に含まれている内部参照オブジェクトは除外して定義します。
説明
内部参照定義に必要な説明を記入します。
登録された図面要素再定義
現在再定義する図面枠が登録された図面要素である場合、現在図面要素と登録された図面要素
共に再定義が進行されます。
統合プロジェクト管理で現在ウィンドウで登録された図面要素が再定義されるとすべてのウィ
ンドウで該当図面枠の再定義が進行されます。
Undoを利用して再定義された図面要素を以前の状態に復旧させる場合、現在使用中の図面要
素は復旧が可能でありますが、登録された図面要素は復旧が不可能です。
(Undoをする場合登録された図面要素と現在図面要素が名前は同じであっても互いに設定が異
なるので、
同期化させるためには再度再定義をしなければなりません。)