機能
形状公差に含まれた幾何学的公差を作成します。
実行方法
メニュー:寸法 > 幾何公差
アイコン:
コマンド:TOLERANCE(TOL)
ショートカットキー:項目がありません
関連機能
コマンド
並列寸法 / 平行寸法 / 寸法分割 / スライド寸法 / 寸法スタイル管理 / 引出し線
折り曲げ半径寸法 / 長さ寸法 / クイック寸法 / 弧長寸法 / 再指定 / 角度寸法 / ダイナミック文字編集
システム変数
DIMCLRD MLEADERSCALE CMDDIA DIMSCALE DIMGAP
詳細説明
幾何学的公差のダイアログボックスが表示されます。
幾何学的公差は形式、プロファイル、方向、位置及びランアウトの許容可能な偏差を表示しま
す。
ピッチャー制御フレームはTOLERANCE、LEADERを使用して引出し線で作成できます。
記号
記号のダイアログボックスで選択した幾何学的プロパティ記号を表示します。
このダイアログボックスは記号ボックスの中で1つを選択すると、表示されます。
公差1
ピッチャー制御フレームで1番目の公差値を作成します。
公差値は幾何学的プロパティが完璧な形から外れている範囲を表します。
公差値の前に直径記号を挿入することができ、公差値の後ろに材料状態記号が来ることができ
ます。
■ 1番目のボックス
公差値の前に直径記号を挿入します。
ボックスをクリックして直径記号を挿入します。
■ 2番目のボックス
公差値を作成します。ボックスに値を入力します。
■ 3番目のボックス
修正記号を選択する材料状態のダイアログボックスを表示します。
この記号は幾何学的プロパティとサイズが多様なピッチャーの公差値に対してエディターの役
割をします。
幾何学的公差のダイアログボックスのMCボックスに1番目の公差値の記号が挿入されます。
公差2
ピッチャー制御フレームに2番目の公差値を作成します。
1番目の公差値の指定と同じ方法で2番目の公差値を指定します。
datum 1
ピッチャー制御フレームで基本datum参照を作成します。
datum参照は値と修正記号で構成されます。
datumは理論的にピッチャーの公差領域の作成に使用される正確な幾何学的参照です。
■ 1番目のボックス
datum参照値を作成します。
ボックスに値を入力します。
■ 2番目のボックス
修正記号を選択する材料状態のダイアログボックスを表示します。
この記号はdatum参照のエディターの役割をします。
使用する記号を選択します。
ダイアログボックスが消えます。
幾何学的公差のダイアログボックスのMCボックスに1次datum参照の記号が挿入されます。
■ datum 2
1次datum参照と同じ作成方法でピッチャー制御フレームに2次datum参照を作成します。
■ datum 3
1次datum参照との同じ作成方法でピッチャー制御フレームに3次datum参照を作成します。
■ 高さ(H)
ピッチャー制御フレームで投影された公差領域値を作成します。
投影された公差領域は、固定された垂直部分で拡張された部分の高さの偏差を調整し、公差を
位置公差により指定された公差に精密にします。
ボックスに値を入力します。
■ 投影された公差領域
投影された公差領域値の後ろに投影された公差領域記号を挿入します。
■ datum識別(D)
参照文字で構成されたdatum識別記号を作成します。
datumは他のピッチャーの位置と公差区域を決める理論的に完全な幾何学的参照を意味しま
す。
点、線、平面、円筒及びその他の形状がdatumとして使用できます。
ボックスに文字を入力します。
公差位置を入力:
幾何学公差ダイアログで[OK]を押してダイアログが消えると表示されるプロンプトです。
位置を指定します。
形状公差が、指定された位置に配置されます。