機能
midaseGenの構造設計情報モデルをもとに部材リストを生成します。
実行方法
メニュー:図面生成 > 物量算出書を生成
アイコン:
コマンド:GENERATEBOM(GB)
ショートカットキー:項目がありません
関連機能
コマンド
eGenファイルを開く / eGen情報を削除する
システム変数
項目がありません
詳細説明
3D形状モデルの情報と配筋設計情報を利用して、RC/ STEEL構造の物量を自動生成します。
midas Drawingで提供される物量算出書は、概算見積もりのための輪郭物量を提供していま
す。
設定されたオプションに応じて、階/部材の種類/鋼材の種類別に区分して算出することができ
ます。
コマンドを実行すると、Microsoft Excelが自動的に実行され、材料集計表と鋼材集計表が表示
されます。
RC
■ コンクリート(m^3)
各部材タイプ別コンクリート量をM3単位で算出します。
■ 鉄筋(t)
鉄筋径ごとの物量をton単位で算出します。
■ 型枠(m2)
RC構造物のコンクリートの表面積を計算し、部材タイプ別の型の物量をM2単位で算出しま
す。
鉄骨
STEEL構造物の鋼材の種類別量を長さ(m)、表面積(m2)、重量(ton)単位で算出しま
す。
計算条件
■ 柱
主筋
継手はすべてB級とし、ダウエル作用は考慮しないものとする。
開始柱の定着は、ダウエルフック定着とする。
上に柱のない柱は、フック定着として計算する。
フープ
被り厚さを考慮した閉鎖型のフープとして計算する。
補助フープ
被り厚さを考慮した両端90度フックで計算する。
純高さ
FLから梁下までとする。
■ 梁
主筋上部
継手はすべてB級であることとし、両端定着の場合も、標準フック定着とし、定着長さは、
継手部の厚さは考慮せず、Ldhで計算する。
主筋下部
継手はすべてB級であることとし、両端定着の場合、主筋上部と計算条件が同一であるこ
と。
スターラップ
閉鎖型として計算する。
補助スターラップ
両端90度フックで計算する。
連続梁の規定
一直線上にある連続した梁は、材質、断面サイズ、鉄筋径は、偏心が同じとみなして計算
する。
純長さ
連続梁の両端の柱、壁または梁の厚さを考慮する。
■ 壁
縦筋
継手はすべてB級として計算する。
横筋
継手はすべてB級として計算する。
U–Bar
端部が独立であるときに仕上げ鉄筋で計算する。
連続壁の規定
一直線上にある連続した壁は、材質、厚さ、偏心、鉄筋径および間隔が同じとして計算す
る。
純高さ
FLから梁下までとする。
純長さ
連続壁の長さで、端部部材の厚さを除く。
■ スラブ
ラーメンスラブ
1方向、2方向、カンチレバースラブに区分し、端部と中央部を計算する。
また、スラブごとに個別に計算する。
端部が接続された場合も、定着に計算する。
フラットスラブ
平方メートルあたりの鉄筋量を計算し、スラブ面積に乗算する。
補強筋鉄筋量も同じ方法で計算する。
■ 階段
階段と踊り場の鉄筋量を計算し、コンクリート量は、体積を計算する。
■ 基礎
べた基礎
コンクリート量は、体積を計算し、鉄筋の計算は、スラブ計算と同じである。
独立基礎
コンクリート量は、体積を計算する。
布基礎
コンクリート量は、体積を計算する。
鉄筋コンクリート物量算出
■ 算出基準
コンクリート量の算出基準を階、部材の種類別、階+部材の種類別に決定します。
■ 算出項目
鉄筋コンクリート造での算出項目を指定します。
鉄骨物量の算出
■ 算出基準
鉄骨量の算出基準を階+鋼材種類別、部材種類+鋼材種類別、部材種類別、階+部材種類+鋼材種
類別で決定します。
■ 算出項目
鉄骨造での算出項目を指定します。