概要
本プラグインでは、橋梁に配置されたPC緊張材の配置情報を相対座標から絶対座標に変換します。PC緊張材の配置形状を直線緊張材プロファイルに変換することで、2Dおよび3Dモデルを扱うエンジニアのプロセスを効率化します。
- 対応条件:2D/3D、スプライス、要素の入力タイプで動作します。
- 制限事項:2Dおよび3D入力タイプの両方において、定着部の直線長および伝達長はサポートされません。2D入力タイプでは、Fix関数とBOT関数はサポートされません。
適用規準
- 一般用途
特徴
- 時間の節約:DXF 書き出し、Excel 処理、および手動入力が不要になり、数時間の作業が数分に短縮されます。
- エラー削減:面倒なプロセスを自動化し、座標変換時の人的エラーを最小限に抑えます。
- カスタマイズ可能なパラメータ:特定の設計要件に合わせて、X軸方向、回転角度、Y/Z オフセットを調整できます。
- 使いやすさ:変換するPC鋼材の配置形状を選択し、変換を適用するだけのシンプルな作業
使用方法
- 「Import Tendon Profile List」をクリックします。
- 変換したいPC鋼材の配置形状を選択します。
- 「NEW」または「Modify」ボタンをクリックすると、変換が自動的に適用されます。
- 「NEW」ボタンをクリックすると、以下のように「元のPC鋼材名」+「_str」で新しいPC鋼材の配置形状が作成されます。
[PC鋼材の配置形状の変換]
注記
制限事項
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- サポートしない機能には、特定の条件下での定着部の直線長、伝達長、fix、および BOT 機能が含まれます。
- 2D モデルの場合、サポートしない機能に3D入力を使用した代替ワークフローが必要になる場合があります。