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Steel Design 作成 編集

許容応力度の上限

機能

  • 以下の条件を持つ特定断面に対して、許容応力度の上限値を適用する際に使用します。

  - 板の局部座屈に対する許容応力度の上限:鈑桁の腹板、鋼床版

  - 許容曲げ圧縮応力度の上限

  :圧縮フランジがコンクリート床版等で直接固定されている場合並びに箱形断面及びπ型断面

 

経路

メインメニュー:[部材設計]タブ > [タイプ : 鋼部材設計] > [設計情報データ]グループ > [許容応力度の補正] > [許容応力度の上限]

 

入力

許容応力度の上限 ダイアログバー

 


オプション

先に作業ウィンドウから対象の部材を選択し、以下を入力します。

追加/変更 : 新しく設定を追加するか、以前に設定した内容を更新します。

削除 : 入力した設定を削除します。 

 


上限値を適用する許容応力度

局部座屈に対する許容応力度(Ex. 鈑桁の腹板)

局部座屈に対する許容応力度の上限値を適用する際にチェックします。局部座屈に対する許容応力度の上限値は鋼種と板厚によって決まります。

NOTE.png 本オプションは選択した部材の腹板に適用されます。

 

許容曲げ圧縮応力度(Ex. 圧縮フランジが直接固定されている場合)

許容曲げ圧縮応力度の上限値を適用する際にチェックします。許容曲げ圧縮応力度の上限値は鋼種と板厚によって決まります。

 

NOTE.png 局部座屈に対する許容応力度と許容曲げ圧縮応力度の上限値

鋼材の板厚

(mm)

SS400、SM400

SMA400W

SM490

SM490Y、SM520

SMA490W

SM570

SMA570W

40以下 140 185 210 255
40を超え75以下 125 175 195 245
75を超え100以下 190 240

 

NOTE.png 設定した許容応力度の上限は、要素番号順に整理されたテーブルで確認できます。テーブルで当該要素に対してチェックオン、オフすることで設定内容を修正および削除することができます。

 

: 設定条件を選択した部材に適用します。

: 入力ダイアログバーを閉じます。

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